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FinePix S20 Pro

たとえば京都北山ハロウィンの写真は,一眼スタイルのデジカメFinePix6900Zで撮ったものが多いのだが,夜でも鮮やかで幻想的なカボチャ達の発色は富士フイルムのデジカメ以外ではなかなか得られないもので,かなり気に入っている機種。しかも他のメーカーではまず見あたらない口腔内写真専用のキットも上位機種には必ず用意されているので,それだけで暗く狭い場所なのに深度が必要という悪条件にも強い機種という固定観念さえ持ってしまうほど。

現時点での口腔内写真用オススメ機種
FUJI FILM FinePix S7000 マクロ撮影キット デジタルカメラ


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富士フイルムのCCDは,光を電気信号に変えるフォトダイオードの配列を従来型CCDの正方格子配列から45度回転させ,フォトダイオードの形状を受光面積の大きい八角形にした他の会社と発想の違うスーパーハニカム方式がとられている。これをさらに進化させ,面積が大きく感度が高い”S画素“と、面積が小さくダイナミックレンジ(信号の再現能力を表す数値)を広くするための“R画素”を持ち、撮影シーンにより、これらの画素の信号を最適に組み合わせて画像を形成し約4倍のダイナミックレンジを実現したスーパーCCDハニカムIV SRが2003年1月に発表されてはいたものの,上位機種にはなかなか搭載されないでいた。6900Zの後継機種といえば,S602と昨年10月に発売され,解像度を高くしたスーパーCCDハニカムHR(SRではない)搭載のS7000が現行機種。
デジタルカメラは,CCDの高画素化により400万画素がごく当たり前になってきたが,搭載できるCCDの大きさはそれほど変わらないため,解像力は向上したものの1画素あたりの撮像素子はどんどん小さくなり,感度やS/N比,ダイナミックレンジなどが低下するという弊害がおこるようになり,これを解決するために富士フイルムで開発されたのが,解像度が高くても感度を高くし性能を向上したHRで,さらにダイナミックレンジを広くしたのがSRと理解している。被写体のまわりは明るく,でもやや薄暗く深度も広い範囲で焦点を合わさないといけない口腔内には,SRを搭載した機種が(個人的には)待ち望まれていた。
FinePix S20 Pro

そしていよいよそのSRを搭載したハイエンド機,S20 Proがアメリカで発表された。S画素,R画素それぞれ310万画素ずつで620万画素のSR CCDを搭載,光学(フジノンレンズ)6倍・デジタル2.2倍のズーム,パソコンとはIEEE 1394 (FireWire) とUSB 2.0.で接続と,スペックは十分。一緒に発表された一眼レフタイプのデジカメは,APSと同じサイズのCCD(SR)を搭載して1230万画素とのこと,さすがにちょっと重そうでやや取り回しが大変そうなので,パス。日本での発表が待ち遠しい。

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