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骨粗鬆症の早期発見

骨粗鬆症の早期発見、歯科のあごのエックス線写真で

歯の治療の際に歯と下顎(かがく)を撮影するパノラマX線写真を使えば、骨がスカスカになり骨折しやすくなる骨粗鬆(こつそしょう)症を9割近い確率で早期発見できることを、広島大学病院歯科放射線科の田口明講師らが突き止めた。

<Yomiuri On-Line>

「骨粗鬆症」,「こつそしょうしょう」,言いにくいんですよね。

はせまなさんの「あっかんべぇ」をネタフリを見て,慌ててエントリーを起こしているのですが,まず,記述の間違いが。
パノラマX線写真というのは,上あごまで写る写真なので,「下顎(下あご)」だけではありません。チェックするポイントが下顎骨ということなのでしょう。患者さんがよく見かけるレントゲン写真で大きいのと小さいのがあるとすれば,大きくて,顔の下半分が写っているX線写真が,「パノラマ」になります。

歯科で骨粗鬆症の診断が可能か?と言われれば,たぶん可能性を指摘することはできても,診断をしてしまうと歯科医師法に抵触する恐れもあるので,どんな歯科医師でもできるというわけではないことも,患者さん,歯科医師双方で,注意が必要でしょう。骨粗鬆症であれば治療が必要になることも多いので,かならず,医師による総合的な診断は,必要になります。この発表をされた先生の歯科放射線科にも常勤の医師がいると記載されていますね。

実際の診断方法については,新聞には記載されていないので,詳しいことはわかりませんが,論文を斜め読みすると下あごの下のへりに写った骨の表層の骨密度で判断しているようです。ある程度のトレーニングを積む必要はあると思います。

というわけで,僕は,ちょっと勉強してみますね。
論文は,これ(契約がないとリンク先に行けない可能性があります。)↓
Validation of Dental Panoramic Radiography Measures for Identifying Postmenopausal Women with Spinal Osteoporosis. Akira Taguchi, Yoshikazu Suei, Mitsuhiro Sanada, Masahiko Ohtsuka, Takashi Nakamoto, Hiroomi Sumida, Koso Ohama, Keiji Tanimoto, AJR 2004; 183:1755-1760

論文には,実際の症例のX線写真もついています。

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コメント

あっかんべぇの記事で、勝手に解説記事のトラックバックをお願いしてしまいました。特別HAMACHI!さんにトラックバックなどでお知らせしたわけでもないのに、あっかんべぇに記事を書いてまもなくコメントとトラックバックをいただきまして、感激しています。そんなに頻繁に『あっかんべぇ』を読みに来て頂いているなんて、感謝感激です。
さすがに専門家の解説で、YOMIURI ON-LINEのサイトの情報以上の情報が得られました。解説ありがとうございます。あっかんべぇの記事を見て物足りない人も、トラバをたどってこちらに来れば、満足されること間違いなしです。(^^)
HAMACHI!さんに、正規に解説を依頼したら、ものすごく高い原稿料をお支払いしなければならないのでは?と、はせまな・自分の図々しさに改めて、赤面して縮こまっています。(^^;
これからも、ハロウィン情報に劣らないほどの「健康」「医療」の、わかりやすい解説を期待しています。
今回も、どうもありがとうございました。

投稿: はせまな | 2004.12.04 14:06

はせまなさん,コメント,釣り,ありがとうございます(笑)。
たまたま,RSSリーダーを立ち上げて,「あっかんべぇ」を読んでいたところだったので,タイミング良すぎましたね。
ブロガーとしては,「健康」カテゴリーは副業ですので,クォリティに関しては,どうかご了承下さいませ。

投稿: HAMACHI! | 2004.12.04 14:48

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