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過酷な現実と陰謀の渦巻く社会派ラブストーリー「ナイロビの蜂」

というわけで,タイトルがわからないままだった試写会は,「ナイロビの蜂」でした。mixi日記やブログのクチコミで広げたい映画だそうです。直前までタイトルを伏せておいたのは,応募してくるヒトの層を分散させたかったからでしょうか…。

クリックでサウンドトラックが試聴できます。The Constant Gardner [Original Motion Picture Soundtrack]

CMもそうだけど,チラシから受ける印象と内容が大きく違う映画って,映画の配給元のエクスキューズが絶対あると思うんです。「奇跡」ってなに?どこ? もうさぁ,クチコミを期待するんだったら,試写会の説明の話し方とかさ,配付チラシにも,気を遣おうよ。どっちかというと,サスペンス映画です。また,ドキュメンタリー風でもあります,この映画。実話ではない分,(原作がそうだから仕方がないのかもしれないけれど),結末のやりきれなさをどうにかしてもよかったのではないかと思います。リフレインの効果的な多用などもあり,まぁ,結末は後をひく終わり方には違いないけど。

ハムナプトラのイメージが強かったレイチェルワイズも,コンスタンティンで存在感を増し,この映画で,とうとうアカデミー助演女優賞。ずいぶん成長しましたね(←おまえが偉そうに言うな)。

とにかく,ケニア,マサイマラ,ナイロビの都市とスラム,映像はとてもきれいな映画です。ラブストーリー映画だと思って出かけると,とんでもなく重い内容に,どよーんと打ちのめされちゃうかも。なので,つきあい始めのカップルにはお勧めしません。愛の深さが見極められるようになってきた頃にどうぞ。

試写会に当たらなかったら見に行かなかった映画だと思うので,点数を付けるのが難しいのですが,一応,55点。(こんな点数だったら,懸賞に当てなかった方がよかったと思われるかも?)

同じ試写会に行かれた方の読み応えのあるブログを検索してみました。

ナイロビの蜂 by (・◇・)ぺんぎん王国さん:試写会が始まる前から,詳細な分析をされています。なるほど。え?!ヴォルデモート卿だったんですか?うーん,知りませんでした。

「ナイロビの蜂」by R氏のクリエイター日記さん:感想が,かなりハッキリ書かれています(笑)。けっこうR氏さんに近いかも。

ナイロビの蜂(2005英)---スニーク試写会 by WAKOの日常さん:「壮大なラブストーリー」といいつつも,二面性があるとのこと。「褐色の肌にTシャツを着た後半の顔の方がカッコよかったです」は,同感。だって,外交官なのに,妻の軌跡を追って密入国しちゃうくらいですからね。レイフ・ファインズのドイツ語が堪能だったのにも,ちょっとビックリ。

ついでに,CINEPLEX@niftyのスタッフ日誌にトラックバックします。当てていただき,ありがとうございます。


原作は,こちら

ナイロビの蜂〈上〉
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ナイロビの蜂〈下〉
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それと「まわりぶろぐ」的には,ノースカロライナ産の
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オススメ

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コメント

はじめまして。
R氏と申します。
本文中にも書かれていますが、
同じ試写会をご覧になったようですね。
せっかくなので、トラックバックをさせて頂きました。
近い感想でいらっしゃるようですが、
間違いなく、文章は私の方が稚拙です(^_^;)
どうぞ、御容赦下さい・・・。

投稿: R氏 | 2006.04.09 19:46

R氏さん,わざわざおいでいただき,ありがとうございます!コメント,トラックバックありがとうございました。稚拙だなんて,とんでもない!僕は読ませて頂いて,ホッとしたのですから。

映画は好みの問題があるとはいえ,R氏さんがおっしゃているように,同じアフリカを舞台にした映画だからって,クチコミ方式まで「ルワンダ」の二番煎じはまずいですよね。映画の内容もル・カレの原作に沿う必要だってなかったんじゃないかなぁ…と未だに思っております。

いやぁ,考えさせられる映画ですね(笑)。

投稿: HAMACHI! | 2006.04.10 00:47

はじめまして。
トラックバックありがとうございました!
“読み応え”と言っても、ただただ長文なだけなんですが・・・^^;

同じ試写会を観たっていうだけで、妙な親近感とか連帯感みたいなものがあるものですね~w

この映画はいろいろな見方ができますね。
見る側の環境や感情によって、自身の中でクローズアップされてくる部分が違うのかもしれませんね。

最後になりましたが、こちらからもトラックバックさせていただきました。
もしご迷惑なようでしたら削除してください。

投稿: ぺんぎん姫 | 2006.04.10 06:32

ぺんぎん姫さん,おいでいただき,ありがとうございます!
ココログユーザーからは,50組のみ。意外と隣に座っていたりして?かなり小さなホールだったので,前の方で観ていましたが,とくに首が痛くなることもなく,最後まで観ることができました。先日,僕もRAYを感激しながら観ていて,勝手ながらさらに親近感を持ってしまいました。
ペンギン姫さんの映画への真摯な取り組み方に,もう少し真面目にレビューしなきゃと思った次第です。ありがとうございました。

トラックバックも,お待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。


投稿: HAMACHI! | 2006.04.10 07:10

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