« 封建的な医局制度を助長する欠陥だらけの大学教官評価システム | トップページ | 2006年ハロウィンのお礼 »

万人向けファンタジー「エラゴン」

Eragon

多分,今年最後になる映画を観てきました。

エラゴン 遺志を継ぐ者

あまり期待しないで見に行ったのですが,良質の,剣と魔法のファンタジー映画でした。『ナルニア国物語』よりも,ストーリーに無理がなく(展開はかなりスピーディですが),『ロード・オブ・ザ・リング』よりも,簡潔で親しみやすい映画です。お正月映画には,ピッタリじゃないかな。予告編からは,子ども向きなのかなぁ?と思っていましたが,かなりしっかり作られていました。アメリカではPG (Parental guidance suggested) 指定,でも,子供に適さないと考えられる内容を含むシーンなんてあったっけ?ってくらい万人向けなファンタジーの王道をいく作品です。

原作は600ページを越える大作なので,それを2時間足らずにまとめるのは,かなり大変だったと思います。あと30分延びても,退屈しなかったんじゃないかなぁと思うほど,時間が短く感じました。

映画の原作エラゴン

仲間を虐殺して最後のドラゴンライダーとなった邪悪なガルバトリックス王の力に支配された帝国アラゲイシアは,かつてエルフ,ドワーフが人間と共存する平和な土地だった。 17歳の少年エラゴンは,ひょんなことから森の中で光を放つ青い石を手に入れた。この石が実は…。


エラゴン

若干のネタバレ含むので,続いても大丈夫なヒトは,どうぞ。

その石こそが,世界の命運を握るドラゴンの卵だった!卵からかえったのは,メスのドラゴン,サフィラ。このドラゴンを密かに育て始めたエラゴンの存在を察知した邪悪な王ガルバトリックスは,エラゴンとドラゴンをしとめるため魔物を放ち,エラゴンの叔父の命を奪う。「勇敢だが愚か」なエラゴンは,自らの運命と大きな使命を悟り,師となるブロムとともに,困難に立ち向かい成長していくというストーリー。

詳細な映画紹介は,エラゴン 遺志を継ぐ者 - goo 映画でもどうぞ。

ドラゴンがメス。しかも味方ってところが,ファンタジー物としては目新しいですね。ドラゴンが,空を飛べるようになったり,人を乗せられるようになったり,火を吐けるようになるまでに,ストーリー的に時間がかかるのも,じれったいけど,ちゃんと後につながるので,なかなか面白いです。ドラゴンの成長が著しいのは,まぁ仕方ない(もしかして,笑うところだった?)としても,エラゴンが都合良く魔法を修得するのは,ちょっと早すぎじゃないかな?スターウォーズでも,スカイウォーカーがフォースを使いこなせるようになるまで,けっこう丁寧に描かれていたんだから。でも,そうでもしないと話は終わっちゃうからね。

ドラゴンは,しゃべらないけど,心でドラゴンライダーとつながっているという設定。ドラゴンのサフィラの声はレイチェル・ワイズですよ。映画の中で彼女の顔は浮かんでこなかったけど,けっこう柔らかい声なので,最初は,ちょっと違和感。そうそう,ドラゴンの目で見ると,透視ができるのは,便利だなぁ。

アーリアは,エルフなんですね。耳をもう少しだけ尖らせて欲しかったな。彼女は,彼女で国を持っているのが,ちょっとわかりにくかったかも。村の語り部ブロム役のジェレミー・アイアンズも,かなりいい味,出してました。エラゴンは,パダ・ワン,ブロムは,ジェダイ・マスターですね。登場人物は,たくさんいますが,それぞれキャラクターがたっているので,ゴチャゴチャにはならないのも万人向け。イケメンもたくさん出てくるので,女性にももちろんオススメ。でも,重厚なファンタジーが好きな人には,ちょっと物足りないかもしれないけど。

「2」へ続く思わせぶりなシーンで,終了。

ナルニアよりも面白かったので,70点。

で,エラゴンは,パンを買えたの?(←こんなところに引っかかる奴はいないか…)


Avril Lavigneの2年半ぶりの新曲が印象的なエラゴン 遺志を継ぐ者 オリジナル・サウンドトラック


DVD/CDの2006年年間ランキング

|

« 封建的な医局制度を助長する欠陥だらけの大学教官評価システム | トップページ | 2006年ハロウィンのお礼 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13556/13259983

この記事へのトラックバック一覧です: 万人向けファンタジー「エラゴン」:

« 封建的な医局制度を助長する欠陥だらけの大学教官評価システム | トップページ | 2006年ハロウィンのお礼 »