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医療系学部の教官の資質

まずは,ご報告。

くだんのアカハラ教授が,外来で診療中の僕のところにいきなり現れ,「話がある」とのこと。

なんの話だか,わかってたけど,断るわけにもいかず(←このへんが僕の弱いところだよなぁ…),患者さんにはしばらくお待ち下さいと断った上で,自分の医局へ。

いきなりなんて,失礼な話ですよね。
こっちは,上司に同席してもらう余裕も与えられず。

ま,卑怯な不意打ちは,この教授の得意技。
外来を移ってから今日の今日まで,一言もしゃべることなく2年弱。
いきなりアポ無しでずかずかと人の外来に来て,患者さんを放っておけとは,なにごとか。

で,予想通り,「次の3月で,君の任期は終わるから」とのこと。

ま,あっちも聞く耳もたいないし,こっちも話を受ける来もないので,

「納得できません」というところで,

それじゃ彼は引き下がれないようなのと,患者さんを待たせたままだったので,

「お話は,お聞きしました。」ということで,お引き取りいただきました。

宣戦布告ってところでしょうか。

で,今日は,学生の研究発表会だったのですが,相変わらず,学生が一所懸命やった研究を,頭ごなしに否定する教官がレフリーにちらほら。まぁ,ポジティブにとれば,「教育的指導」なのだろうけど,見ているこちらは,その学生を指導していなくても,気分が悪くなるような「言いがかり的」な質問には,腹が立つ。

臨床の発表をしているのに,自分の専門分野の基礎的なことを聞いて学生を困らせてみたり,質問内容自体が意味不明なものや,臨床データを積み重ねて新しい発表をしたというのに,「根拠がうすく論文がない」ととんちんかんなことを言ってみたりと,なんだか,がっかりさせられちゃいました。

日頃の臨床の積み重ねが研究につながることを否定しちゃうって,どういう神経なんだろうなぁ。歯学部の教官なんだからさぁ,もっと臨床に興味持ってよね。人を育てることを考えて欲しいなぁと。

なんだか,今日は,負のパワーをいっぱい身に受けてしまったので,メゲメゲです。
これから某所で忘年会なんですが,深酒にならないように気をつけないと。

自分の方が適性があるとまではいいませんが,職場と教育が同一の場で行われている環境で,教える側の教官にあるべき資質って,なんだろう?と思ってみたり,そうじゃない人がいるのはどうしてだろう?と考えてみたり…。

あ,誤解されないようにつけ加えておきますが,みんながみんなこんなヘンテコな教官や教授というわけではありませんからね。ダークサイドに引きずられないようにしたいものです。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

しかし、驚きですよ!
うちの病院ではそんなとんちんかんでも教授になってしまうのだから、
一体全体どうなっているのだろうと疑問に感じてしまいます。
ここ最近も違う外来でそれぞれ教授選があったようですが、
もっとオープンであるべきだなとも思いましたね。
先生、頑張ってください。
いなくなると皆とっても困ってしまいますよ。

学生ではないですが、
口病でもこのいやらしい質問が多発するように感じるのは気のせいでしょうか???
重箱の隅をつつくような・・・

でも、こないだのオスキーの時、私はとても感動したのです。
患者役だったので、質問を受けながら褒めるところ難しいなと思っていても、評価の先生は上手い表現を使って褒め、
とても上手に学生をリラックスさせ、かつ指導もしていました。
だから患者役をやりながらも、学生に対する態度として、
こちらもとても勉強になりました。
人を育てるって本当に難しいですよね。

投稿: yuki | 2006.12.22 00:57

yukiさん,力強い応援の言葉,痛み入ります。
ありがとう!
ほんとに僕は,恵まれていると思いますよ。うれしいなぁ。

人の揚げ足を取るのを,自分の喜びとするような人は,医療人として,教育者として,ふさわしくないはずなのですが,恥知らずで常識の無いヒトでも,ずるがしこさがあれば,それなりの地位につけるというのが,いやらしいところですよね。

こんな教官がいることが,自分の大学としては恥ずべき点ではあるのですが,向上心と温かみにあふれた人たちもたくさんいるので,まだまだ捨てたもんじゃないですね。

投稿: HAMACHI! | 2006.12.22 01:15

この話題ってあまりにも身近に感じてしまって、、、
う〜〜〜〜〜〜〜〜ん、、、
個人的に相手の教授を知りませんし、
逆にHAMACHIさんは親しくさせてもらってます
だからこそ一方的な視点になるけども、、、、
HAMACHIさんがんばれ〜〜
でも、HAMACHIさんの粘り強さって凄く感じてるから
粘り勝ちする気がする
あぁ、でもこの業界の理不尽な力ってのも知ってるからなぁ、、、
(家の親父が本当にあっちこっち流されたんです)

投稿: zin | 2006.12.22 01:22

zinさん,うれしいなぁ!ありがとう!
ヒトの願いは,ポジティブな方向には,いつか叶うと思っています。なので,僕の場合は,このヒトデナシの教授をどうこうしたいのではなく,よりよい歯科医療,よりよい教育ができるよう環境が整うようにと,願うようにしてます。ネガティブでヒトを陥れるような願いは,いつか自分がダークサイドに堕ちるので,そういう奴は,放っておきましょう。悪事千里を走るですよ。
「いじめ」もそうですが,苦しい環境におかれた人間って,「自分はひとりじゃない」って思えれば,きっと強くなれると思うんです。実際,みんなに助けてもらってます。ほんと,感謝。zinさんのお父様もきっと強くて愛情溢れる方なのでは。

ポジティブにいきましょう!

投稿: HAMACHI! | 2006.12.22 01:36

HAMACHI!さん、
正直、ある意味「いまだに」そういうところがあるのかと暗澹たる思いにかられます。人より抜きん出て、周りを蹴落としていくことが至上命題だからそうなるのでしょうか。自分さえ良ければあとはどうなってもいいからでしょうか。人を人とも思わないような方々が曲がりなりにも教育機関にいるというのはおかしい気がします。「そういう厳しい・辛い目に遭って精進していくのだ」と本気で思っているとしたら、そしてそうやって自分は育って来たと思っているのだとしたら、なんか悲しいです。

投稿: t-mac | 2006.12.22 02:16

t-macさん,遠いところから,コメントをありがとうございます。
アカデミックハラスメントは,意外と身近な問題なのかもしれません。でも,記事の最後にも書いたように,指導者,歯科医師として不適切な教官は,うちの大学ではごく一部だと思っています。それにたまたま運悪く,僕が巻き込まれてしまっただけだと思うものの,人間性が後回しでもそれなりに組織というのは,できあがってしまうと,トップを評価するシステムがないために,そのままになってしまうのが問題なのかなぁと思っています。

投稿: HAMACHI! | 2006.12.22 08:45

HAMACHI先生、そうだったんですか、先生もかなりのご苦労されたんですね。先生、人がいいから精神的にも辛かったでしょう。
今の大学は国立ですから、大なり小なり、そういったことはあるとは思っていましたが、そこまでの輩がいたとは・・・。

それにしてもその教授、噂の発表会の1階の教室にいた訳わからない質問をぶつけてくるって人だったんですかね。

母校にいたときにとある先生に教わったことですが、嫌なやつはとことんシカトするか徹底的に戦うかだ、って。私は使い分けてます。権力を持つ人に対してはとことんシカトです。

HAMACHI先生はそう簡単にいかないのかもしれないですけど、みんな応援してますから!!!

投稿: 山田錦 | 2006.12.30 09:51

山田錦さん,いつもありがとう!

人がいいから,つけ込まれちゃうのかもしれませんが,人のよさで,どこまで勝負できるかってのも,人生の目標だったりします(笑)。ま,意外と喧嘩っぱやいんですけど,ほんとは。

僕も,イヤな人間とはシカトが基本なのですが,こちらに危害が加わるようになると,黙っているわけにはいかなくなるので,どこまでいくかわかりませんが,来年は,ちょっと頑張ってみます。

応援,ありがとう。

投稿: HAMACHI! | 2006.12.30 11:34

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