221ページ目で,ガツンときた。「その日の前に」
何気ない身近な日常の情景や,子どもの頃の思い出がリアルに,すうっと入ってくる短編集だと思って,読んでました。
205ページ目でムズムズきて,221ページ目でガツン!とやられました。ソフトに。
息を深く吸い込みました。
ちょうどお正月は,去年と今年がつながっているのに,なんだか忙しいような,でもちょっと時間が止まったような…。
そんなときに,一気に読んでしまいました。
というよりは,読まずにはいられない本でした。
もう一度,読み返したくなる本です。
でも,人によっては,重すぎるかもしれません。でも悲しいだけの本ではありません。泣くための本でもありません。
自分の「生き方」,まわりの人生,大切な人のこと,優しい気持ちになって,受け止めることができるようになる本かもしれません。
アマゾンなどのレビューは読まずに,「その日の前に」を手に取ってみていただければ,幸いです。
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コメント
重松 清は大好きです。
これはチョット悲しそうだったので ”マテ”状態でした。
でも、読んでみようかな。
投稿: QP | 2007.01.09 21:35
QPさん,コメントありがとうございます。
QPさんなら,ポジティブに読めると思います。
ぜひ。
投稿: HAMACHI! | 2007.01.10 00:00
私も以前読みました~。面白いですね。深いというか。
つながってて、おぉ!みたいな。
重いけどこういうのありそうだという範囲で微かに希望があるような終わり方が好きです。
投稿: うに | 2007.01.10 09:43
うにコーチ,コメントありがとうございます!
さすが,純潔エレガンス。守備範囲が広いなぁ。
希望を絶たれるようなお話ではないですよね。ちょっぴり温かくなりますよね。
投稿: HAMACHI! | 2007.01.10 18:55