オフラインコンテンツをオンラインコンテンツに。
英語圏では2003年にすでに開始されていましたが,日本でもいよいよ書籍検索サービスGoogleブック検索が始まりました。
書籍検索サービス「Googleブック検索」日本語版開始(Yahoo!ニュース・インプレス・インターネットウォッチ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070705-00000031-imp-sci
通常のウェブ検索と同じやり方で,パートナープログラムに参加している出版社の本を検索することができます。結果には,表紙を含むページのスキャンデータが表示され,検索語はハイライトされます。さらにその本が買いたくなった場合,amazonなどのオンラインショップの他に,地域名を入れれば,周辺の書店をGoogleマップに表示することも可能です。
(東京国際ブックフェア 7月8日(日)まで東京有明の東京ビッグサイトで開催。要入場券)
日本では書籍の売り上げが落ちていますが,新刊の発刊数は,増えています。自分が欲しいと思う本を探すことが実は難しい状況になりつつあります。Googleブック検索では,世界中の書籍100万タイトル以上をデータベース化。日本語の検索は,まだ始まったばかりなので,全ての本がリストされるわけではありませんが,本屋さんで立ち読みするように,本の中身を確認してから購入することもできるわけです。
昨日の6日には,世界各地の図書館の蔵書を検索できるようにするプロジェクト「Google Books Library Project」に,慶應義塾図書館がパートナーとして参加したことが発表されました。将来,図書館に足を運ばなくても福沢諭吉の著作のような歴史的価値のある資料を活用できるようになるというのは,とても便利なことですね。
デジタルになっていないオフラインのデータを,デジタル化してオンラインで検索,表示できるようになるのは,出版社にとってはいいプロモーションになります。ユーザーにとっては,新しい書籍との出会いになる可能性もありますよね。
一般の書籍ならamazonや楽天のようにユーザーレビューから,おおよその内容と評価が伝わってきますが,ユーザーのレビューがつきにくい専門書こそ,このgoogleブック検索で検索されるようになると便利だなぁと思います。
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