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音楽を知って,作って,楽しもう!「デアゴスティーニ・マイ ミュージック スタジオ」

サイバーバズさんからのお誘いで,1月22日にデアゴスティーニ・ジャパンから創刊される「マイ ミュージック スタジオ(My Music Studio)」の体感イベントに参加してきました。

MY MUSIC STUDIOオフィシャルページ
http://www.de-club.net/mms/

façade

まず,ごめんなさい。「ディアゴスティーニ」だと思ってました。正しくは,「アゴスティーニ(DeAGOSTINI)」です。

社名の「デアゴスティーニ」は,イタリア人の創業者のジョバンニ・デアゴスティーニさんという方の名前なんだそうです。なんと1901年創業という歴史のある会社。設立当初は,地理の研究所として発足し,現在のようなパートワーク(分冊)を手がけ始めたのは1950年代で,日本に進出して,今年で20年目。テレビを見たことがある人なら,あのサウンドロゴ「デアゴスティーニ!」って歌えますよね。

meeting room

デモンストレーションが行われた部屋には,デアゴスティーニから発刊された歴代のシリーズが創刊号が,完成品(レアですよね)が,ずらりと飾られていました。その数,現在まででなんと97タイトル。僕も昔集めた「グレート・コンポーザー」や「クラッシック・コレクション」等も置いてあって,思わず「懐かしいっ!」と声に出してしまいました。その声を受けて,デアゴスティーニのスタッフの方が,「僕は,棚のこの段の後から知っているんですよね。」と言われて,ジェネレーションギャップに…がっくりとは来ませんでしたが,そのくらい歴史と実績のある会社というわけです。

で,今日は,「マイ ミュージック スタジオ(My Music Stuido)」の監修をされたミュージシャン・作曲家・ギタリストの小川悦司さんが直々に,このタイトルシリーズと創刊号の説明をしていただけるというイベント,「あなたも一日ミュージシャン体験! by DeAGOSTINI」ということで,楽しみにしていたんです。小川さんは,劇団四季にいらっしゃったこともあったり,DTMマガジンなどでも,幅広く活躍されています。

何を隠そう,その昔,僕がパソコンを買った一つの理由が「音楽制作」。今で言う「DTM(デスクトップミュージック)」です。
YAMAHAのFM音源をつんだMSX2規格のパソコン「CX-7」,学生にしてはかなりの大枚をはたいて買いましたよ。
「パソコン通信」も今になっては死語ですが,これで,徹夜チャットもタッチタイピングも覚えたし,僕のパソコン人生が始まったようなものです。

え?音楽はどうしたかって?
鍵盤はちょびっとだけ弾けるので,MIDIでDX7とつないで,かなりいろいろと遊んだのは,確かなのですが,シーケンスソフトに音符を入れていく(いわゆる「打ち込み」)のが大変で,挫折しちゃいました。ニュアンスをつけるのとか,えらく難しかったんですよ。
で,結局ヒトが作ったMIDIデータを購入したりして,再生してはちょっとアレンジするくらいで,そのうち使わなくなっちゃったんですけれど,今頃,部屋のどこかでフロッピーディスクのデータも,磁気が弱くなって,読めなくなっちゃってるだろうなぁ。ああ,もったいない。

って脱線しちゃうくらい,音楽を作ることに熱を上げていた時期が僕にもあったんです。

デアゴスティーニが出版するシリーズの共通理念が「ナレッジ・フォー・ライフ(Knowledge for Life)」。誰でも本格的な知識やハウ・ツーを気軽にリーズナブルに楽しく学べることなんだそうです。ユーザーの知識欲,所有欲を刺激するシリーズ,確かに,たくさん出ていますよね。

My Music Studio 表紙

デアゴスティーニ・ジャパンの新シリーズ「マイ・ミュージック・スタジオ」では,「音楽やってみたい!」というのが,とにかくスタートライン。音楽や楽器の知識や経験が無い人でも,楽しく長く学べる仕組みが,ありました!

「マイ ミュージック スタジオ(MMS)」には,すでに定評のある音楽制作ソフト「シンガーソングライター・Singer Song Writer(SSW)(特別版)」と音の素材をCD-ROMで提供。ソフトの使い方や音作りのコツをわかりやすく丁寧に紹介してくれます。ビデオ解説のナレーションは,なんとFM局「J-WAVE」などでもおなじみのDJ TAROさん(クリック注意・音が出ます)。

号を追うごとに,音楽制作ソフトSSWも,機能拡張され,バージョンアップされていきます。初心者を悩ませるような最初から必要のない機能は,あえて削っておいて,あとで追加していくという方式。ソフトの使い方を一通りマスターできてバージョンアップが終わるのは,50号あたりとのことですが,面白いのは,最後まで拡張していくと,現在市販されているSSWのバージョンよりも上のものができあがる点。オリジナルのオーディオ素材や音源,エフェクター,アレンジデータのバリエーションも解説つきで増えていきます。目に見えるような物理的な楽器の形をしておらずソフトウェア的にPC内でのみ存在する楽器,VCS(Vertual Sound Canvas バーチャル・サウンド・キャンバス)音色は,ソロサンプルと他の楽器と組み合わせたサンプルサウンドも聴けるようになっているので,音源を選ぶ時にも迷うことは少なくなるのではないかと思います。

My Music Studio contents

マガジンでは,毎号1つのプロジェクトを設定してソフトの使い方をステップバイステップでマスターしつつ,映像ガイドでアウトラインを掴みながら,音楽素材を活用して,曲を仕上げていきます。その他,音楽にまつわるいろいろな蘊蓄や楽器やオーディオの紹介,専門用語解説(ワーズワード辞書),サンプルの説明もしっかりとされているので,音楽のイロハから,心に残るヒット曲に隠されたアレンジやメロディーラインのヒミツまで,わかっちゃいます。

マガジンの核になるソフト「SSW」に必要な環境は,
OSが,WIndows VIsta/XP/2000
メモリは,512MB以上(Vistaは1GB以上)
CPUは,Intel 1.4GHz以上を推奨(Vistaは1.7Hz以上)
ハードディスクの空き容量は,100MB以上,
モニターは,17インチ以上,CD-ROMドライブは16倍以上を推奨。
スピーカーは,ついていることが望ましいですが,ヘッドフォン端子がついていれば,よりよい音でダイレクトに聴けます(2号には,マイクロフォン付きのヘッドセットが付録につきます。)

MMSに付いてくるSSWは,Windows用のソフトですが,Intel Macなら,BootCampがあるから,試せるかもしれませんね。GarageBandとの使い比べも面白そうです。

ソフトの使い方になれてくると,マウスよりもキーボードショートカットを多用できた方が,処理スピードも速くなります。編集関連では,元に戻す(アンドゥ)が「Ctrl」+「Z」とOSと共通なのは当然ですが,曲の演奏や停止がスペースキー,演奏解除が「ESC」などと,覚えておいて損はないショートカットキーがたくさんありますが,これも,最初のうちから全て覚える必要はなく,だんだんに自然と覚えていく仕組みになっているようです。

創刊号で作るのは,あの名曲「スタンド・バイ・ミー(Stand by Me)」。
たぶん,若い人にとってはジョン・レノンがカバーした曲の方が有名かもしれませんが,オリジナルは,1961年のベン・E・キング。

Ben  E. King - Ben E. King: The Greatest Hits - Stand By Me

↑「Stand by Me」を聴いたことがないという方は,iTunesでサンプルが聴けます。彼は,ノースカロライナ出身なんですね。コード進行がシンプルで,4つのコードによる8小節のくり返し(リフ)だけでできているので,初回の練習曲としてはベストな選曲。

音楽制作ソフトのシンガーソングライター(SSW)を起動させて,ソングエディタ画面から,まずはベースパートを入力。といっても,挿入する小節をダブルクリックしてパートごとに,すでに演奏された音源ファイル(オーディオトラック)を選ぶだけのシンプルさ。このあたり,APPLEのGarageBandと似てますね。

続いてトラックを変えて,特徴あるあの「シュッ」というギロを含むパーカッションでメリハリを付け,ギターでハーモニー感をつけ加えて,力強さをストリングスで補強して曲の輪郭を際だたせ,最後にメロディアスなハーモニカをのせて,曲が完成。別の素材で,ボサノバのアレンジまで楽しめちゃうという,至れり尽くせりのお膳立て。

プラモデル感覚で楽しみながら,曲が作れちゃいました。この間,説明を受けながらでしたが,30分ほど。

もうすぐ,テレビでもばんばんCMが流れる(1月21日から)と思いますが,その時に流れている曲も,実はこの「マイミュージックスタジオ」についてくる,このSSWで小川さんが制作したのだそうです。ということは出来上がりのクオリティも,十分なものということですね。リードギターのメロディが心地よく耳に残るこのコマーシャル曲も号を追ううちに作れるように予定されているそうです。他にも,SSWの裏技的な使い方として,社交ダンスなどをされる方が,トレーニング用にテンポを変えて使うなんてことをされているらしいですよ。ゆくゆくは,バーチャルシンガー「初音ミク」とコラボレーションなんてこともできるそうです。

創刊号では,メロディの打ち込みといったやや煩雑なことはさせずに,演奏された音源をパートごとに貼り付けるだけで曲ができあがる楽しさと曲の成り立ちを覚えてもらおうという趣向のようです。メロディに厚みがついていく過程を体験するのは,まるで音楽の解剖学。音を重ねていく楽しさ,是非味わってみてください。楽しいですよ。

ソフトウェアで最初に使わない機能は,グレーに表示されていて選択できないようになっています。とりあえず,これだけ覚えればいいんだよってのが,またラクチンでいいですね。SSWは,だいたい5号おきくらいにバージョンアップされていくとのこと。マガジンは,全80巻でコンプリートになる予定。

第2号の課題曲は,スティービー・ワンダーの「サンシャイン」,3号は,セリーヌ・ディオンの「マイ・ハートウィル・ゴー・オン」(タイタニックのテーマ),4号は,YMOの「ライディーン」,5号は,大きな古時計,6号は,カーペンターズの「クロース・トゥ・ユー」と,かなりそそられる曲が目白押し。38号までの購読者には,マルチメディアスピーカーがプレゼントされます。

小川悦司さん

自分がよく知っているスタンダードナンバーがみるみるうちにできあがる楽しさと講師の小川さんの巧みな話術とここでは書けない曝露話(笑)もあって,ハンズオンセミナーは,あっという間の2時間でした。小川さん,ありがとうございました!

この楽しいイベントを体験して,昔,MSXで大変だったのはソフトの柔軟性と環境(PCのパワーなど)だったかな?ということがこのイベントを体験して,わかりました。昔,音楽で挫折経験のある方は,またちょっと始めてみてはいかがでしょうか。僕も,「マイ ミュージック スタジオ」定期購読してしまいそうです。やるなぁ,デアゴスティーニ!

CD-ROM付きコースマガジン「週刊マイ ミュージック スタジオ MY MUSIC STUDIO」の創刊号は,例の特別価格で税込み490円。月謝にすると5千円くらいかな。ソフト(いろいろなバージョンがありますが,2万から4万くらいで販売)や音源,音楽辞書,ソフトのマニュアル本を別々に買って,自己流で苦労しながら覚えることを考えたら,これはかなりコストパフォーマンスが高そうですよね。

最後に,楽しいイベントを企画してくださったデアゴスティーニ・ジャパンの望月さん,大木さん,山本さん,フローラさん,そして,サイバーバズの鈴木さん,岡本さん,どうもありがとうございました。

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