シニアもスマートフォンに移行させたい?「らくらくスマートフォン F-12D」
世の中,FacebookやらTwitterやら話題ですが,大多数のシニアはFacebookもTwitterもやりません。だとするとスマートフォンにするメリットって,あまりないような気がします。
iPhoneは難しそうだけど,スマートフォンで画面をズリズリやってみたいという,ちょっと前向きな,オジサン,オバサン向きなのでしょうか。
プラットフォームは,Android4.0。でもGoogleアカウントがいらないという,Androidらしくないスマートフォンです。でもGoogleアカウントがまず必要っていう今までのスマートフォンは,ここが敷居の高いポイントのひとつでした。
ここが取り払われたのは,いいことだと思います。
ディスプレイは押した感触のフィードバックがあるタッチパネルを搭載しています。
そこまでするくらいなら,ボタン型の数字キーを残してあげればよかったのに…とは思います。
Google関連のアプリやサービス,Google Playストアなども搭載されないのは,スマートフォンらしくないですが,必要なモノだけ用意しておけば大丈夫だという算段なんでしょうね。一応,アプリ追加の方法はあるようです。
使い方が分からないときに使う「使い方ヘルプ」ボタン,それでも分からなければな無料で「らくらくホンセンター」の専門アドバイザーにつながる「ワンタッチメニュー」を利用可能。
対応する方も大変だと思いますが,それでもスマートフォンに移行させたいんでしょうね。
今回発表のNTTドコモの2012年夏モデル19機種のうち,従来のケータイの形をしているのは,キッズケータイのみ。他はすべてスマホでした。
たとえば,自分が将来このケータイを使うようになるか?というと,そんなことは全く無くて,やっぱりiPhoneを使うと思うんですよ。考えて欲しいのは,スマートフォンをある程度使える世代が歳をとったときに使いやすいスマートフォン。
ホントにシニア向けに必要だなと思うのは,「騒がしい場所でも通話を聞き取りやすくする機能」。これはこの「らくらくスマートフォン F-12D」に搭載されています。が,昨日のauの「簡単ケータイ K012」ほど,「聞きやすさ」にはこだわっていないような気がします。シニアにはワンセグがあると良さそうですね。これも,音声が聞きやすくなる工夫がされているといいんですけれど。おサイフケータイが搭載されているのは,アリだと思います。
大竹しのぶが,日常使っているのは,どのケータイなんでしょうね。
高齢者が使いやすいスマートフォンを作るのは,Appleが先か,日本のメーカーが先か,ちょっと楽しみ。
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コメント
私はauの簡単携帯から書き込んでいる視覚障がい者です。
作成者様と読者の皆さんに協力依頼をしたくて参上しました。
私たちは触覚を主に使い生活している関係で、フィーチャーホンタイプの携帯電話は必須アイテムになるのです。
また、ご心配いただいているシニア世代も私たちと同じように難しいようなスマートホンなど使えないことも確認しました。
スマートホンはシニア世代が一番苦手にしている操作を要求され、電源も簡単に斬ることができないなど課題が多く、間違いなく嫌われる存在になるものと思われます。
協力して欲しいのはドコモへの要望で、冬モデルから2大体制でラクラクホンを開発させたいのです。
万一1大にしたいならサイクロイド方式に対応したスマートホンを開発すれば、端末を開けばフィーチャーホン、画面を裏返し閉じればスマートホンの操作環境が実現、少し厚みが増しますがどなたにも使いやすいラクラクスマートホンになると思います。
これをフィーチャーホンで実現しているのがau、シニア世代の皆さんはシンプルメニュー、私たちみたいなヘビーユーザーの皆さんは通常メニューを標準搭載するなどあらゆる優しさを詰め込んだ製品です。
投稿: 金さん | 2012.08.07 07:49