レンズ固定式のX-Pro1?中身一新の「FUJIFILM X100S」
ラスベガスで開催されているCESで,いろいろと気になるカメラや,家電が続々と発表されています。
富士フイルムからも,「FinePix X100」の後継モデル「FUJIFILM X100S」が発表されました。
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「FUJIFILM X100」は,2年前のCP+の目玉のカメラ。それが,完全にリファインして出てきました。
型番的には,FinePixがとれたとはいえ,マイナーチェンジな感じのネーミングなのですが,FUJIFILMのXシリーズの人気が出てきたことで,X-Pro1やX-E1に採用された新しい撮像素子でローパスフィルターが要らなくなる独自の画素配列技術「X-Trans CMOS」が,X100Sにも取り入れられています。
「FUJIFILM X100S」の撮像素子には,有効画素数1,630万画素でAPS-Cサイズの「X-Trans CMOS II」センサーを採用。新開発だそうです。
「FUJIFILM X100」は,有効1,230万画素CMOSセンサーだったので,解像度がかなり上がっています。
レンズは,固定のフジノン単焦点レンズで,焦点距離23mm(35mm判換算:約35mm相当)
開放F値は,明るいF2。
レンズ構成もX100と同じ6群8枚(非球面1枚)なので,レンズについてはそのままのようですが,「FUJIFILM X100S」では,新開発の画像エンジン「EXR Processor II」が,絞り込み時の回折ボケやレンズ周辺部のわずかなボケを補正する“点像復元処理”を行うことで,細部まで高い解像感が得られるとのことなので,X-Pro1並か,それ以上のピクセル等倍で画質を楽しむことができる写真が撮れるはず。これは,同時発表のプレミアムコンデジ「FUJIFILM X20」でも採用されています。ノイズの低減も,かなり頑張っているようです。
また,これも流行りですが,センサー上に位相差画素を搭載して,位相差とコントラストのハイブリッドAFになっているので,正確かつ俊敏なAFが期待できます。
これまでのフィルムシミュレーションだけでなく,XF1などから採用され始めた,アーティスティックな作品作りが楽しめるアドバンストフィルターも8種類搭載。
「FUJIFILM X100」は,クラシカルな佇まいとブライトフレームの光学ファインダーがまず評価されたカメラですが,「FUJIFILM X100S」は,「レンズ固定式のX-Pro1」のようなスペックで,かなりいろいろと意欲的にバージョンアップしています。
これも売れそうなカメラですね。
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