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空間を再構築するカメラ Lytro 「LYTRO ILLUM」

コンセプトモデルが発表されたときから,ずっと気になっていたカメラLytroの 「LYTRO ILLUM」に触ってきました。

コンセプトを聞いたときは,「後から,ピントを合わせることができるカメラ」ということで,ビギナー向けのカメラなのかな?と思っていましたが,実は,全くそんなことはありませんでした。

LYTRO ILLUM 11

「LYTRO ILLUM体験会」が,東京・京橋にあるTOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHYで,開催されたので,応募して行ってきました。

「 LYTRO ILLUM(らいとろ いるむ)

LYTRO ILLUM 10
LYTRO ILLUMは,カメラとしては,一言で言うと,
「おっきなコンデジ」です。

レンズ交換は,できません。

LYTRO ILLUM 06
サイズ: 86 mm x 145 mm x 166 mm
重量: 940 g
本体は,マグネシウム・アルミニウム合金でできていて,シンプルですが高級感はあります。
ま,そうですよね。約20万円しますから。

レンズの焦点距離: 9.5 ~ 77.8 mm (30 ~ 250 mm 相当)
光学ズーム: 8 倍
全域 f/2.0の明るいレンズがついています。

LYTRO ILLUM 09
マクロ撮影: 最短撮影距離はレンズ前 0 mm
広角側のをつかえば,かなり近づけます。マクロ比率: 1 : 3

イメージセンサーは,CMOS ベースのライトフィールドセンサー
センサーフォーマット: 1/1.2インチ
アクティブエリア: 10.82 x 7.52 mm
ISO 範囲: 80 ~ 3200
ライトフィールド解像度: 40 メガレイ
2D 出力解像度: 2450 x 1634

セミナー講師は,お馴染みの塩澤先生。
Mr. K Shiozawa presentation
熱く,LYTROの使いこなし方を,教えて頂きました。
ありがとうございます。

iPad,iPhoneのアプリで,
表示された画像は,視差にも対応していて,iPhoneやiPadの加速度センサーに反応して画面やサムネイルが動くようになっています。


こんなイメージが撮れます。
画面のさまざまなところをクリックすると,再フォーカスして,ピントを合わせてくれます。

キーワードは、ライトロボタン。
LYTRO ILLUM 01
手前にあるシャッターボタンの向こう側にあるのが,「ライトロボタン」です。

LYTRO ILLUM 03
このボタンを押すと,モニター画面の右側に,色つきのヒストグラムがリアルタイムに表示されます。
ヒストグラム根元にある縦軸は,距離を表していて,特に色が付いているところは,ピントが合う範囲になります。

距離的には手前の青いエリアと奥オレンジのエリアそれぞれに,上の画像のように,被写体をもってくるようにすると,ボケを活かした画像が撮れます。

LYTROの仕組みは,
これまでにあったカメラのように,一度に数枚の写真を,ピント位置を変えて撮影するというのではなくて,
一度シャッターを切ると,撮影エリア内にある全ての被写体の空間的位置情報を記録している…というような感じです。なので,秒3コマ撮影は可能ですが,書き込みスピードもそれほど遅くはなく,通常の一枚の写真を撮るのと同じ感覚でLYTRO ILLUMでもただ,普通にシャッターボタンを押すだけ。

お話と室内だけの体験かと思いきや,外に持ち出して良いということなので,大喜びで,勇んで外に出てみました。

例えば,この画像。

これも,具体的に見ていくと,
Refocused JPEG 01
ここと,

Refocused JPEG 02
ここと,

Refocused JPEG 03
こことかに,ピントを合わせたものを表示できます。

撮った画像ファイルは,小さいものでも50MB,大きくなると150MB近くにもなるということなので,iPadやiPhoneでは,本体内に保存された画像を直接読み込んでいるのではなくて,ライトロサーバーにアップロードされた画像を引っ張ってきて,スマホやタブレットでリアルタイムに表示されるという仕組み。

普通の写真のようにJPEGで記録することは,カメラだけではできないので,専用のPC用アプリ「ライトロデスクトップ(Win, Mac版)があって,これで,一度「TIFF」にして保存,それから,自分が持っている画像処理ソフトで,JPEGにするほうが,画質のよいままの写真でJPEG画像を生成してくれるとのこと。

さらに,このソフト,例えば,この画像から,

3D表示のファイルも生成してくれます。

3D image processing
こんな感じ。裸眼立体視もできますよ。

Lytroは,ピントを,撮った後にコントロールできて,撮影した後の楽しみが多いようです。

撮り方のコツは,奥行き方向に、被写体をいくつか置くのがコツ。
今までの写真だと,複数枚撮らなくてはいけなかった事が,1枚で,1回で済むことも。

Lytroを使い始めると,点と面だけでなく,奥行きを考えて写真を撮るように気をつけ始めるらしいです。
で,そのことが,普通の写真を撮る時に,例えば,より視線の移動を考えるようになったりと,写真が巧くなる副作用もあるようです。

これまでのカメラは,一瞬を切り取る,言わば,時間を固定して,保存するものでした。

これからのカメラのLytroは,それに加えて,空間を固定,再構築する楽しみが味わえるような気がしてきました。
ビギナー向けでも十分使えますが,写真を撮り慣れた人には,少しトレーニングにもなるようです。

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