世界禁煙デー
フランス国鉄(SNCF)は,今年12月から同国内を走るすべての高速列車TGVを,全面的に禁煙にすると発表。乗客へのアンケート結果から,禁煙にすれば「もっとTGVを利用する」と回答した人が「乗るのをやめる」を上回ったことなどが理由とのこと。(朝日新聞)
僕がニースに行った1998年頃は,かなり町中でもたばこを吸っているヒトをよく見かけて,アメリカから帰国した直後だったので,けっこうインパクトがあったのを覚えているのだけれど,フランスでは,タバコ増税の効果で1999年末から2003年末までの4年間で喫煙者が180万人(-12%)減少したのだそうだ。
JRでは,こんなアンケートすらしてないのでは? また,他の国に抜かれちゃったね。
また,アメリカ政府は31日の世界禁煙デーを前に,喫煙の健康影響に関する報告書を発表。報告の責任者のカルモナ米医務総監は「喫煙の害は、ほぼすべての臓器に及ぶ」と明快に結論付けている。さらに「65歳以上で禁煙しても,喫煙に関連した病気で死亡する危険を大幅に減らせる」としている。
面白いものは,
禁煙すると浪人生の大学合格率がアップするとの調査結果を,河合塾と名鉄病院(名古屋市)の研究グループが29日までにまとめた。(共同通信)
ただし,もともとたばこを吸わない学生は,喫煙者より15%高い合格率だったとのこと。ほとんど未成年者だろう?!ってつっこみは無しで。
さらに,
米国人の58%は体重を減らしたいが、実際にダイエットしているのは27%にすぎない−。こんな世論調査結果を30日、米誌タイムとABCテレビが公表。(共同通信)
米国にとって重大な健康上の問題として、79%が「肥満」を挙げ,減量を望む人は1951年の31%からほぼ倍増。喫煙(72%)を上回ったということだけれど,アメリカは,もうすでにかなりの禁煙キャンペーンの効果がでているからってことで,次のターゲットが「肥満」なのかも。
31日から禁煙週間がスタート。31日の禁煙デーに合わせ37道府県が,禁煙セミナーや街頭キャンペーンなどの啓発活動を。
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