ドラキュラの花嫁達に魅せられる・ヴァン・ヘルシング
19世紀の終わり,科学の光が時代の行く手を照らし始めた頃,未だ夜の闇の中にうごめく魔物の影を追ってローマ方法長の密命を受け,一人戦い続ける男がいた。時に人殺しと謗られ,時に聖者と畏れられ,己の過去も知らず,帰るべきところもなく,家族もなく,ひたすらに孤独な修羅の途をたどる,その男の名は-ヴァン・ヘルシング
というわけで,モンスターオンパレードで,ハロウィンシーズンということもあり,予告やテレビCM等でもかなり気になっていた,モンスター映画では定評のあるユニバーサル映画のアクションゴシックファンタジー作品を観てきました。
ノートルダム寺院で,ジキル博士が変身して凶暴化したハイドを倒すエピソードシーケンスから,息をつかせぬアクションの連続。オマケにヴァン・ヘルシングが使う銃器は,気になるものばかり。007が新しいアイテムを選ぶときのシーンとダブります。
トランシルバニアでドラキュラ伯爵を滅ぼすべく,400年の歴史をかけて戦い続けてきたヴァレリアス一族の末裔アナ王女とヴァン・ヘルシングは,フランケンシュタインに生を与えた技術を使って,ドラキュラの子供達に命を与え世界を破滅させる壮大な野望を阻止する事はできるのか!というようなストーリー。
クリーチャーはややアニメ風で動きも(わざと?)ぎこちないものもあるのですが,ドラキュラ伯爵の3人の花嫁達が,アナ王女役のケイト・ベッキンセールより,特にアリーラ役のエレナ・アナヤがかなり愛敬と魔性を感じさせる美形でついつい見入ってしまいました。
全般的にストーリーはわかりやすいものですが,一部ヴァン・ヘルシングがドラキュラ伯爵から「ガブリエル」と呼ばれるのはなぜかという点について,モンスターハンターになるまでの彼の過去が明らかにされずに終わるので,たぶんこのあたりが「2」につながるのかなぁと思っています。あ,心臓の弱いヒトは気をつけて,けっこう「ビクッ!」とさせられますので。
<以下ネタばれ>
あれだけいろいろ武器が出てきて,最後は肉弾戦かよぉ?!とか,ええ?どうしてアナが?という部分があったりで,ちょっと迷ったけど,映画プログラムも購入しました。でもたぶん同じスティーブン・ソマーズ監督作品だったら,「ハムナプトラ1,2」の方が,より明るくて好きかも。(マウスでドラッグして下さい。リンク先は隠せなかったけど)
ヤフージャパンでは「ヴァンヘルシング」を特集して,期間限定でMyYahoo!のバックグラウンドも提供されています。スペシャルコンテンツはかなり見どころ満載です。
gooでも特集ページ。袋とじ<仮説>がかなり面白いですが,映画を観てからにしましょう。
もちろん,オフィシャルサイト「ヴァン・ヘルシング」も要チェック。(英語サイトは,こちら)
映画『ヴァン・ヘルシング』の劇場鑑賞券 ペア(2枚)を10名様にプレゼント!
そうそう,予告編で11月20日公開の「ハウルの動く城」に新しいシーンが公開されてました。いよいよですね。こちらも楽しみです。
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