「モンタメソッド」プレゼンテーション,いけるかも?!
おかげさまで,残すところあと1回となった某所での講義なのですが,女子学生を集中させるには,(1時間半の講義を2セットは長すぎるでしょ)あの手この手と,いろいろと注意を惹くための工夫を楽しんでいるところ。
で,セクションとセクションの間に,最終兵器のこの写真を出してしまったら,もう大変!教室内大騒ぎで,しばらく講義内容に戻れませんでした。
まぁ,注目を浴びたから,よしとするか。
情動的CUE(受講者の意欲を自然に刺激する合図)としては,上出来でしょう(自画自賛。ちょっと違う。でも,この手はもう使えない…)。
まぁ,人間の集中力なんて15分が限度なんだから,いかに講義を受けている人の集中力をサポートしてあげるかについては,CUE以外にも,アニメーションやテキストの見せ方にも,カローゼルとポジを使ったスライドプロジェクターでのプレゼンテーションとは違う,PCやMacならではの見せ方を,授業や講義をする機会がある人は,考えていくと,講義の準備もなかなか面白いものです。
プロジェクターの光量もかなり明るくなってきているので,いきなり暗幕をおろして,灯りを消してという今までの講義スタイルももちろん変えていかなくちゃね。
メディアリテラシーのあるなし(ゼロか1かということではありませんが)で,講義を受ける側の理解度もかなり違ってくるようです。
で,bricklife.weblogで紹介されていた「モンタメソッド」は,すごいです。クイックタイムファイルで紹介されています(要スライドクリック)
ついつい引き込まれるあの手法を,デジタルでも。
モンタメソッドの極意は,
「あとから表示する」のではなく,「初めから存在しているもの」を隠す。
隠してあるところは,重要にみえる,見たくなるものという人間の心理を巧みについたテクニックです。
文章の要所を隠す事で,要所を注目させる,重要な情報だと思わせる,見ている人に考えさせることができます。(白く抜けている部分は,要マウスドラッグ)
ここまで読んできて,まだ「モンタ」とは何か?と思う方は,こちら。(最近,スポンサーを怒らせて降板騒ぎがあったこの人の手法が基とのことです。)
スピード感とインパクトのある高橋メソッドに続き,講義やプレゼンテーションをする人には注目のテクニックでした。
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コメント
モンタって「もんた」ですね。笑っちゃいました~。
お嬢さん(というかオバサン)達の心をつかんで離さないあのプレゼン、確かに隠されていると気になって、見たくなりますもんねー。
加えて、話術のほうもモンタメソッドがありそう・・
投稿: あっこ | 2005.06.27 23:24
あっこさん,こんなところまでコメントをありがとうございます!
そうそう,ちょっと「溜める」テクニック,「にらむ」テクニックなんかも,必要かも。
話術は,もうちょっと頑張りまーす。
投稿: HAMACHI! | 2005.06.27 23:28