オーナーメードのバイオType T,実機インプレッション。
2005年秋モデルのPCが続々と発表されています。Sonyからも,旅行中にVaioの新しいシリーズが発表になっていました。僕が興味があるのは,相変わらずモバイルPCのみで,ソニーのバイオではType T,あとはギリギリType Sが気になるところ。
フルモデルチェンジした,2スピンドルで約1.25kgのモバイルノート「VAIO Type T」が,ソニービルに展示されているというので,触ってきました。
いただいたカタログには,まず「VAIO オーナーメードモデル」とあります。車の持ち主を「ユーザー」とは呼ばないで「オーナー」と呼ぶのと同じように,パソコンにも,ユーザーの思い入れをもっと入れて所有してもらうという趣向のようです。ソニースタイルで仕様を選ぶことは今までもできたのですが,今度は選ばれた店舗(オーナーメード取扱店)でもオーダーメイドができるのもウリのようです。ちょっと「シャレ」のつもりだと思うのですが,これを「オーナーメード」とソニーは呼んでいます。
とにかく,キーボードがダメなノートは,すべてダメというのが,僕の評価です。触った瞬間に,キーボードがしっくり来ないノートPCは,どんなに最新の機能がついていても候補から外れます。旧Type Tもキーボードは,そこそこ良かったのですが,フルモデルチェンジとなると,変わっている可能性があるので,まずは,キーボードをタイピング。
キーボードの形状が,Type Tの前身モデルのTRに似ているので,デザインに振りすぎているようでちょっとイヤな感じがしたのですが,全くそんなことはありませんでした。サイズ的には旧モデルの17mmピッチで,キーストロークが1.7mmというのは変化ありません。旧モデルがやや指がキーに触れた瞬間に左右にぶれる感じがあったのですが,これが無くなりました。
キーボード,なかなか,いいじゃないですか。
春モデルの時に,これでSDカードも読み書きしてくれるようになれば…と書いていました。とうとう,ソニーも時流が読めるようになったようです。デスクトップモデルはすでに各種メモリーカードリーダーがついていましたが,TypeTにもメモリースティックスロットに加えて,SDカードスロットが搭載されました。
もう他に死角はないだろうと思ったけど,そこはやはりソニー,ちゃんと突っこみどころを残してくれています。それはハードディスク。他のモバイルを謳ったノートPCが,ほとんど80Gから100Gを標準としているところが,ソニーのみ,60Gまで。薄さを考えれば仕方がないところなのでしょうが,ここがちょっと惜しいところ。といっても,ノートPCの秋モデルの目玉がType Tであることは,変わらないでしょう。
Vaio Type T (VGN-TX90PS・TX90S)
最初のバイオ505を観たときの衝撃に近いくらい,液晶モニター部がかなり薄くなりしかも11.1型ワイドに拡大。標準バッテリーで,最長約9時間駆動も2スピンドルモデルとしては申し分ありません。デザインも所有欲を刺激しますが,VAIOオーナーメードモデル限定のカラー「プレミアムブルー」は,それほど萌えませんでした。なんかあのキラキラが落ち着かない。ブラックで十分。なので,多分,明日くらいに発表されるであろうパナソニックのW4の後継機を触ってから,落ち着いて考えようと思います。
とはいうものの,このスペックをみて,もう我慢できないというヒトもいることでしょう。
先行予約は9月12日の午後5時までとのこと。
<追記>
2006年新春に,VAIO Type Tのニューモデルが追加されました。詳細は,こちらからどうぞ。
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