FPラジカルとFPインスティンクト打ち比べ
というわけで,早速持ち出してみました。某コーチにもずっと勧められていたヘッドのフレックスポイントインスティンクト。
「楽天」の「ラケットショップスマッシュ(ショップ一番)」から、FPX16をテンション54の張り上げで,定価 36,540円を特別価格の18,900円。まぁ,テニスラケットの定価なんて,あってないようなもので、定価で売っているところなんてみたことありませんが、さすがに,送料を入れてもほぼ2万円というちょっと信じられないくらいの激安価格に,年末でヘロヘロになっていたところ,気がついたらもう商品が届いていたというやられっぷり。ガットを張らない方が値段が高いというのも,不思議ですね。
Flexpoint Instinctの初舞台は,スクールの気の合う仲間達と半ば恒例行事になっているミッドナイトテニス(今回は,晦日テニスとも)。品川のプリンスホテルの高輪テニスセンター(テニスセンターは,品川プリンスの施設なのに名前は「高輪」で,エリア的にも高輪プリンスホテルにある。わかりにくーい!)では,金曜日の深夜0時から激安モード(このコートとしては)に入ります。独立個室のコートが1時間6300円。6人なら1人1000円+消費税ってことになるので,まぁ,リーズナブル。
未明の4時まで,死闘が続きました。(大晦日になにやってんだか…)
ファーストインプレッションがてら,FPラジカルOSとFPインスティンクトのスペックを比較してみます。
【カタログ・スペック】
フェイスサイズ 100平方インチ.
長さ 27.0インチ
重量 295g
バランス 320mm
フレーム厚 23-25-21mm
機能 フレックスポイント,リキッドメタル
グリップサイズ 1,2,3
ストリング 18×19
推奨テンション 52±5lbs.(カタログ表記)/57±5lbs(ラケットの表示)
ヘッド・フレックスポイント・ラジカルOS
【カタログ・スペック】
フェイスサイズ 107平方インチ
長さ 27.0インチ
重量 295g
バランス 320mm
フレーム厚 21.0mmフラット
機能 フレックスポイント,リキッドメタル
グリップサイズ 1,2,3,4
ストリング 18×19
推奨テンション OS:55±5lbs.(カタログ表記)/59±5lbs.(ラケットの表示)
FlexPoint Radical OS フレックスポイントラジカルOS
カタログスペックとしては,ストリングパターンも同じ,バランスも同じ,重さも同じ,長さも同じという,双子のようなラケットですが,打ってみると,けっこう違いますね。ガットの違いはあるモノの,ラジカルOSの方が,スウィートエリアが広い分,柔らかめに感じます。FPインスティンクトは確かに,カウンターのフォア炸裂!でした。強いボールをコンパクトに返すことは,ラジカルOSよりもキレよくしっくりきます。フェイス面がFPラジカルOSよりもやや小さめなので,ボールを捉える打感もしっかりと伝わってきますね。その分,包み込む感じが少なくなるようです。オフセンターショットでは,インスティンクトの方が,ややシビアな結果が…。パワーアシストが,ラジカルOSよりやや少なめなのかも。
サービスのスピードは,FPインスティンクトの方がパワーを伝えやすく,速くなる気がします。ガットがFPX-16であるからかもしれませんが,若干FPラジカルOSのほうが,回転をかけやすく感じます。ただし,振ったときは,ラジカルOSよりも軽く感じることもあります。
同じようでいて,ちょっと性格の違うラケット2本,来年も楽しんでいけそうです。
ラケットのインプレッション詳細は,また後日。
フレックスポイント・インスティンクトの試打レポートがある丁稚さんの「丁稚のテニス雑記帳」の「楽あれば苦あり」にトラックバックします。
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