ペットの声も聞こえるかも?「イヌゴエ」
三月も近づいてきたので,皆さんもそろそろ今年が戌年だってこと忘れてきているんじゃないかと思いますが,映画「イヌゴエ」観てきました。
今のところ,都内の上映館は渋谷のBunkamura前にあるシネマ・ラ・セットのみ。4,50人も入れば一杯になってしまうようなあまり劇場っぽくないアットホームな映画館でした。
<ストーリー>
悪臭公害対策協会で働く「臭気判定士」の芹澤直喜は,鼻が利きすぎるために常にマスクを装着し,自分の食事の匂いすら換気扇で飛ばすほどで,ネガティブ思考で不器用な性格がそれに拍車をかけ,実生活にも支障を来すほどだった。ある時,強い臭いを嗅いでしまい,気を失っている間に,彼の父親がしばらく留守をするからと,迷い犬を彼の部屋に預けて行方をくらましてしまった。部屋に残されたフレンチブルドッグは,「寒いねん,腹減ったのぅ」とおっさんのように関西弁をしゃべり始めるし,犬の声は聞こえるのに会話は成立しないし,彼女には振られるしで,さぁ,大変!というお話。
<感想>
のんびり,ほのぼのと観ていられる映画です。ちょっぴり切ない犬と人間の友情,芹沢の成長,何故,関西弁をしゃべるのかという謎解きまで楽しめる,お得な映画です。けっこう笑わせてくれます。ターゲットは,ペット好きの大人かな。一人でも楽しめますが,付き合いの長いカップルで観るのがまた,吉かと思います。
犬好きの人も,他のペットが好きな人も,ちょっと落ち込んじゃった時にも,ぜひ!
この映画を観たあとには,動物の声が聞こえてくるような気になります。関西弁で。
65点
もうすでに,イヌゴエのDVDも,4月に発売することが決定しているので,全国ロードショーは,ないかなぁ…。
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