東レ・PPO2006ファイナル・ヒンギス対デメンティエワ
23回目の東レ・パンパシフィックオープン。
試合を見ながら思ったことを時系列でつらつらと。
シャラポワ一辺倒だったTBSの,昨日とはうってかわったヒンギスの扱い方に,ちょっと苦笑。
最多5回目の優勝ということを,ヒンギスはそれほど意識はしていないと思います。昨日ミスキナとフルセットで戦った世界ランキング9位のデメンティエワの疲れが気になるところ。
最後の大会が2002年のドイツ。この後,ヒンギスは引退してしまいました。返り咲きなるか!
1セット目の1ゲーム目は,ヒンギスのサーブから。1ポイント目は,難なくオープンコートを作ってヒンギス。
ラケットは,両者ともヨネックス。デメンティエワは,YONEX RDS001 MP,ヒンギスは,NanoSpeedRQ7 Power。ヨネックスは大喜びですね。デメンティエワは,ウェアもヨネックス。
しかし,ヒンギス,いきなりのブレークチャンスを与えてしまい,第1ゲームを落とす。
昨日のシャラポワ戦とは,ちょっと違うかも。
せっかくゲームを取ったデメンティエワが,いきなりのダブルのダブルフォルト。
すぐにブレークバック。
松岡,しゃべりすぎだぞ。
シャラポワからのすてきなプレゼントじゃなくて,ヒンギスからのプレゼントが欲しいなぁ。
ヒューイットのCM,面白いですよね。壁打ちしてると思ったら,トラック。しかもそのトラックが走りさりながらも,まだ軽業師のように壁打ちを続けるヒューイット。"You should try"たしかに,試打してみたくなります。
【2/18(土)発売予定】ヒューイット使用モデル!RDS 001予約受付中!
1セット目を取られて、ふっきれたかヒンギス。攻め方を変えてサービスアンドボレー。ただ、集中力がもう切れているように見える。結局2セット目の1ゲーム目も、ヒンギスはサービスゲームを落としてしまう。
今日は、ちょっと迷いがあるのか?昨日が神がかり的すぎたか。
笑顔も見られない。
だめかなぁ…。
松岡が,試合前に「ヒンギスが勝ちます」なんて言っちゃったから…などとは思いませんが,つくづく試合っていうのは,生き物だなぁと思います。試合を見ていた80%以上は,たぶんヒンギスの優勝を想像していたんじゃないかな。
でも実際は,ヒンギスのどのショットも,ちょっとだけ,ずれていて,結局は,そのエラーの積み重ねが,結果につながってしまいました。ラケットをたたきつけてしまうほど,ヒンギス自身,どうにもならなかった。
昨日のヒンギスとは,別人のようでした。というか,デメンティエワをほめた方がいいですね。このパワーと試合運びで,いままでなぜ優勝がなかったのでしょうか?ってくらい。
今回の東レ・パンパシは,予選を2日見に行って,後はテレビ観戦でしたが,ヒンギスの復活劇が最高潮に達したのは,やはり昨日のシャラポワとの試合。プロといえども,復活したばかりのヒンギスには,グランドスラムの4大会に次ぐティア1(年間9大会)のカテゴリーでも,やや重かったか。でも,元々天才少女と呼ばれたセンスのいいヒンギスのこと,きっと徐々にプロテニスプレーヤーとしての,自分のコントロールもできるようになるのではないかと思います。
今年のヒンギスの活躍,まだまだ期待していますよ。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- フェデラー2連覇!全豪オープン2018(2018.01.30)
- テニスラケットのグリップテープで,大失敗(2017.12.01)
- 振り抜きやすい!「Babolat Pure Aero VS」 インプレ(2017.11.22)
- 香港でサーフィン?!(2017.11.03)
- 東京オリンピック,パラリンピックまで,1000日を切りました。(2017.11.02)
コメント