素直に観られる「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」
遅ればせながら,『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』 を観に行ってきました。
第2次世界大戦中のイギリスで,疎開で訪れた屋敷の衣装タンスの奥につながる,100年もの間冬が終わらないという国が広がっていて,そこにひょんなことから足を踏み入れてしまった4人兄弟が,その国の伝説の4人の王として,数々の困難を乗り越えて育っていくというお話。
あまり予習をすることなく観に行ったのですが,この映画の対象年齢は,大人向けと言うよりはやや低年齢向けでしょう。あまり深読みをする必要もなく,淡々と画面に集中していられます。ファンタジーものということで,ロード・オブ・ザ・リングと比較されそうですが,あんなには暗くありません。4人の子ども達にやや華がないように感じたのですが,まぁ,無垢で純真な末っ子のルーシー(ジョージー・ヘンリー)の演技が光っていたので,まぁ良しとしましょう。
白い魔女の軍団との対決シーンは,場面の明るさとクリーチャーの種類の多さに,指輪物語というよりは,「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」を彷彿とさせるし,白い魔女(ティルダ・スウィントン)は,「コンスタンティン」のハーフブリード・ガブリエルが重なって,白い衣装が羽に見えてしまうし,ストーリー展開は素直に楽しみつつ,余計なことも考える余裕もありました(←いいのか?)。
岩波書店 (2005/11/11)
原作「ナルニア国物語」は,50年以上前に執筆されたC.S.ルイスによる全7巻で,ファンタジーの最高傑作。
そうそう,「ナルニア国物語」に登場する魔法のお菓子!白い魔女がくれた禁断のスイーツ「ターキッシュデライト」ターキッシュ・デライトは,歯に悪そうですね。ご注意を。
パンフレットは購入しました。
65点。
2の公開も決定したようです。楽しみ。
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