バボラ「アエロプロ コントロール & ドライブ」インプレ
なんだか試打をするために,スクールに行ってるみたいになってきましたが,今日は,やや番外編で,一昨年の9月に発表された,「バボラ」のアエロ・プロシリーズの「コントロール」と「ドライブ」に,引っかかってしまいました。
<追記> 2007年5月に,バボラからニュー・アエロプロドライブが発表になりました。スペックレビューなど詳細は,こちらからどうぞ。 <さらに追記> 2010年2月に,バボラからアエロプロドライブGTが発売されました。詳細は,こちらへ。
上の写真は,バボラ テニスラケットBabolaT AERO PRO CONTROL《アエロプロコントロール》
ウーファー,初体験です。
すでに丁稚さんが,「アエロプロ・コントロール」でレビューをされていますが,僕には,アエロプロ,妙にひかれるラケットでした。
まず,「コントロール」のほうから。
スイートスポットでしっかり打てると,「カチッ」とはまる感触のあと,ウーファーのおかげか,重みのあるボールをしっかり押し出してくれます。少々リスクがあっても,ストレートのパッシングショットを狙いたいキモチになるほど,コントロール性もあります。で,ラケットの重量も320gとやや重めなんですが,重心がグリップ側ににあるんですね。だから,アエロ形状も手伝ってそれほど重みを感じずにコントロールしやすいのかも。スピンもかけやすいですし。でも,右手でラケットを持っていると徐々に重さがつらくなってくるので,常に左手を添えておく必要があるかもしれません。
でね,不思議なのは,前に出るよりベースラインにいたままスピンの効いた球を打ち込みたくなるんですよね。なんなんでしょ,この感触は。コーチと1対1で,サイドに走らされるドリルでは,今使っているヘッドのフレックスポイント・ラジカルOSとも使い比べてみたのですが,「アエロプロの方が,ずっと重い球が来てましたよ」とのこと。たしかに,面白いぐらいコーチの足元にすとんと落ちてくれていました。
コントロール性能を重視した競技用モデルのエアロプロ・コントロールですが,ウーファーの感触が,フレックスポイントと似ています。FPラジカルを使っているヒトだったら,けっこう使って楽しいかも。でこれ使った後に,FPラジカルOSを使うと,アエロプロが重い分,自分の「ラジカル」がさらに振り抜けるようになるというおまけ付き。
ただ,ちょっとフレームは固めなんですね。だから,フレックスポイントの打ち味とはまた違って面白いものがあります。
で,先週末行われた男子テニスのモンテカルロ・オープンで,フェデラーに競り勝って優勝した,クレーの王者ラファエル・ナダルが使用しているモデルが,「babolat AERO PRO DRIVE」なんですが,こちらも触ってみました。振ったときのバランスは,コントロールよりも,特に上下方向の振り抜きがいいですね。フレームの固さは,「コントロール」とはそれほど変わりませんが,ホールド感は若干少なくなっています。フレーム自体の重さもアエロプロ・ドライブのほうが,コントロールよりも軽めの300gという設定になっている分,扱いやすくなっています。やや「コントロール」の方が,ピーキーな感じ。あ,変な言い方だな。コントロールすることをより意識させられるラケットであるのに対して,「ドライブ」はけっこう思いっきり振っていける感じです。「ドライブ」のほうが,固いシャフトに柔らかいラケット面という不思議な感覚。「ドライブ」の方が,「コントロール」より万人向けな気がします。一番気持ちよかったのは,サービス。これは,スクールのクラス全員が褒めてくれました。ラケットを(笑)。たぶん,2割り増しのスピードとコントロールで打ち込めます。かなり調子よかったですよ。
フレックスポイントを知らなければ,たぶん,「ドライブ」と「コントロール」で悩んだことでしょう。
フレックスポイント・プレステージを試打している最中の僕にとっては,また気になる一本がでてきてしまいました。うーん,どうしよう…。なんだか300g超級のラケットの世界に,呼ばれているような気がする…。
楽天で,
バボラ・アエロプロ・ドライブを検索。
アエロプロドライブお得なスタンダードプラン全仏オープン ナダル応援フェアー
テニスラケット、テニスウエア、テニスシューズなどニューモデルから激安の奉仕品までテニス用品・ソフトテニス用品が充実の品揃え
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- フェデラー2連覇!全豪オープン2018(2018.01.30)
- テニスラケットのグリップテープで,大失敗(2017.12.01)
- 振り抜きやすい!「Babolat Pure Aero VS」 インプレ(2017.11.22)
- 香港でサーフィン?!(2017.11.03)
- 東京オリンピック,パラリンピックまで,1000日を切りました。(2017.11.02)
コメント