しっとりと包み込む,フレックスポイント・プレステージ・ミッドプラス
HEAD FlexPoint Prestige Midplus.
予告通り,Headの最新ラケットのFlexpoint Prestigeミッドプラスを,MPXLに続き,今週も試打してきました。僕のテニスのお師匠さん,チャペルヒルの彼が使いはじめたモデルです。
FPプレステ・ミッドプラスのスペックは,
Beam: 21 mm
Head size: 630 cm²
Weight: 320 g
Balance: 310 mm
Length: Standard, 685 mm
String Pattern: 18/20
Swingstyle: L6
で,感想。僕にとっては,イメージに近い弾道を描いてくれるラケットです。
いつも使っているフレックスポイントのラジカルOSに比べると,フェイスの面積も狭くなっている分,かなり難しいかと思ったら,やはり,フレックスポイントなんですね。なんとなく使えちゃうんです。とくに,サービスの時は,ラケット自体の重さを,上手くボールに載せることができるので,気持ちよくコーナーに決まってくれます。いや,この瞬間も,また買っちゃおうかと思いましたよ。MP XLより,間違いなく使いやすい(いや,XLを扱えるパワーがないってだけかもしれないけどね)。このサービスの時の気持ちよさって,プリンスの旧ディアブロを使ったときの感覚に似ているような気がしました。
で,気がついたんですが,上の写真のように,フレックスポイントのラジカルOSやインスティンクトには,フレックスポイントのディンプル部分に,向こうまで見える「穴」があいているのですが,どうもFXPプレステージの穴は,小さい。というか開いていないんじゃないかと思えるほどです。しなりは,FXPラジカルほどではありませんが,インパクトの瞬間,しっとりとボールが包み込まれるのを感じます。MPは,MP XLを試打した時より,「パワー・イン・コントロール」が体感できましたよ。これが,プレステージの持ち味なんだろうなぁ(←ミッドを使ってから言え)。
MP XLの時にも書きましたが,問題は,重さ。320gのMPは,MP XLより5g軽いものの,ラジカルOSよりは,20g以上重いので,使っているうちに手首にずっしりときます。特に感じたのは,打ち込むボレー練習の時。左右で40本ほど連続で打ったのですが,最後はもう,ヘロヘロ。シリアスモデルを使うには,それなりの覚悟(と技術と体力)が必要と,思い知らされた瞬間です。
使っていていいなぁと思ったのは,サーブの確率が上がったこと。軽く打っているのに,それなりの回転がかかって重いボールが打てること。正確には,ラケットの重さがいい具合にボールに勢いをつけているんでしょうね。ミッドプラスに,さらに食いつきのよいアルパワーを張って使ってみたくなりましたよ。それとも柔らかめのストリング方がいいのかなぁ。
ヘッド(HEAD) フレックスポイント プレステージ・ミッドプラス
まぁ,通常,試打は,グリップもガットもテンションも選ぶことができないので,ヒトによっては,このインプレッションとは,全く違って感じる方もいるかもしれません。ご参考までに。
来週まで,スクールに試打ラケットおいてあるといいなぁ。今度は,「ミッド」に挑戦?
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