フロリダ・オーランド・WDW・エプコット「ミッション・スペース」
米ディズニー・ワールドの乗り物で客が死亡、昨年6月にも[オーランド(米フロリダ州) 13日 ロイター] 米フロリダ州当局は13日、同州のウォルト・ディズニー・ワールドで、アトラクション「ミッション・スペース」に搭乗した49歳のドイツ人女性が12日に死亡していたことを明らかにした。
また,14日行われた検視の結果,この女性が長年にわたり重度の高血圧症を患っていた兆候が見られ,脳出血を起こしていたことが確認された。
残念な事故がまた起こってしまいましたけれど,たしかに,この火星への宇宙飛行体験アトラクション,ディズニーとは思えないほど,過激なものです。個人的には,エプコットの一番のアトラクションだと思っているんですが,一緒に乗った家族の反応はそうでもないようです(苦笑)。
写真は,昨年夏,WDWに行ったときに撮ったものですが,館内にはいると,宇宙服もそれっぽくディスプレイしてあって,これから始まる宇宙旅行への期待に,ドキドキさせられます。
上のロイターの記事には,「遠心力を利用しロケット打ち上げ時の無重力感覚」とありますが,無重力感覚で人は,たぶん亡くなったりしません。遠心力なんだから,Gがかかるんです。他の記事を見ると,2倍の重力がかかるとのこと。かなりきついなぁと思ったのですが,あれで,2Gですか…。本物の宇宙飛行士は大変だなぁ。
アトラクションの部屋に入るとすぐわかるのですが,もちろん宇宙船の形をした乗り物が待っているわけではなく,真ん中に回転軸があって,そのまわりにゲスト達が入る操縦室が放射線状の円周上に並んでいます。狭いコックピットには4人ひと組になって,それぞれパイロットやナビゲーター,コマンダーなどの役割が割り当てられます。もう,ワクワクしっぱなしでした。
一応,トラブル込みのストーリーに従ってミッションを進めるというものなのですが,ボタンを押すだけなので,英語力はそれほど必要ありません。ただ,重力のために,ボタンを押すために腕を伸ばすのも,結構大変な状態にはなります。目の前のモニターに映し出される迫力のある映像とリンクした重力の変化に,もう圧倒されっぱなしの10分間でした。終わった後は,もう,文字通り放心状態。
こんな過激なアトラクションだけに,今回のように人によっては重大な影響が出ることもあるので,多少でも不安がある人は,やはりやめておいた方がいいのでしょうけれど,ここまで来て乗らないのもどうか…なんて,思っちゃいますよね。普通。ディズニーの管理にそれほど落ち度があるわけではないのでしょうけれど,これから,WDWに行かれる方は,ちょっと気をつけてくださいね。
でも,ほんとにこれ,オススメなんです。うーん…。
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