僕らの人気者,「デゴイチ」,「弁慶号」,「やえもん」
子どもの時に,子どもがそのままお尻を載っけて遊べる自動車のようなものを買ってもらったりするじゃないですか。
僕の場合は,機関車でした。ポリエチレン・ビニル製の。
で,たぶん,「弁慶号」でした。
乗用玩具機関車弁慶号
↑こんなやつだったと思うのですが,いまはとても手が出せるような値段じゃなくなっていて,ビックリ!
で,すぐ前にある煙突を押すと汽笛が「ポーッ!」ってなるんですよ。
でも,そんなこと,交通博物館に足を踏み入れるまで,まったく忘れていたんです。
本物は,こちら。
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1880年(明治13年)アメリカ製。 北海道で初めての鉄道が開業したときに使用された機関車。
僕らの子どもの時代は,もう,新幹線が開通していましたけど,やえもんとかD51とか,機関車がまだまだ絶大な人気を持っていました。徐々に見ることが少なくなり,会えるチャンスがレアになりつつあった分,あの頃の子供心を刺激されていたような気もします。
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上部が開いた煙突(ダイヤモンドスタック),煙突の後のベル,牛払いのカウキャッチャーなどが特徴。
「機関車やえもん」こと,1号機関車。明治5年(1872年)新橋←→横浜間をはじめて走った鉄道の機関車です。イギリス製。
交通博物館に久しぶりに足を踏み入れて,自分の記憶の奥底にしまってあったものが,引き出されていく感覚を楽しめました。そんな場所が,5月14日で無くなってしまうのは,寂しい限りです。もっと行っておけばよかった…。
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みんなの憧れのD51。人気者でした。
運転席(拡大)
意外と狭いんですね。機械やレバーがたくさんあって,そそられます。
5月8日(月)は休まずに通常通り開館。
JRのみどりの窓口では,割引入場券が買えます。(大人310円・小人150円のところ,割引入館券:大人260円・小人130円に)時間によっては,待たずに入れるので,便利かも。
旧万世橋駅の遺構見学予約連絡先は,「さようならキャンペーン事務局」03-3678-3683(完全事前予約制)。
写真は,自由に撮ることができます。またホームページやブログに写真を載せる許可も入り口で簡単にもらえますよ。
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コメント
もう来週閉館ですね。寂しいですね。
もしかしたら、魚眼ズーム購入されたんでしょうか?
運転席の一枚が、すごくつぼにはまっている感じがします。
投稿: ClieistD | 2006.05.08 21:15
ClieistDさん,よくぞ気づいてくださいました!感謝!
これで,狭いところ,人が多いところは,fisheye zooooooom!って感じに,色々な位置やアングルで鋭意練習中です。普通の広角レンズとしても使える部分もあるので,楽しいですよ。ただ,お出かけにこれ1本だけだと,飽きちゃうかもしれません。
運転席は,家族連れがいなくなった瞬間をすかさず撮りました。魚眼のキャラクタをうまく引き出せたような気がします。ありがとうございます。
投稿: HAMACHI! | 2006.05.08 21:26