gigabeatにワンセグ
なかなか出てこない,ワンセグ対応機器ですが,東芝から新しいタイプのワンセグ受信機「gigabeat® V30T」が発表されました。
東芝 デジタルオーディオプレーヤ gigabeat MEV30T【税込】MEV30TK
gigabeat®シリーズは,もともとmp3などの音楽ファイル(WMA/MP3/WAV/WMA 9 Lossless)を再生できるデジタルオーディオプレーヤーですが,オーディオプレーヤーとしては初めて,地上デジタルテレビ放送のモバイル端末向けサービス「ワンセグ」のテレビチューナーを内蔵したことになります。さらにモニターは3.5型QVGA で照度の高いTFTカラー液晶と番組録画も可能な30GB大容量HDDを内蔵し,約7時間のワンセグ連続視聴(音楽再生時は約25時間)が可能とのこと。
対応OSはWindows XP/XP MCE。本体サイズは124.0×19.5×75.0mm(幅×奥行×高)で,重量は約230g。
iPod一人勝ち状態のデジタルオーディオプレーヤー市場で生き残るためには,日本の環境をより深く考察した,こんなアイデアが意外と受けるような気がします。
iPodのようにあらかじめ動画ファイルを用意しなくてもいい,ケータイのようにコンテンツにいちいちお金を払わなくてもいい,地デジと同様の番組が移動しながら楽しめる。こんな当たり前のことが当たり前にできるデジタルオーディオプレーヤーです。
惜しいなぁと思うのは,発売が6月末。サッカーのワールドカップにギリギリ間に合うかどうか…。それから,静止画にも対応しているのですが,これもJPEGのみ。バージョンアップで,デジカメ各種のRAWファイルにも対応できるようになると,フォトビューワーとしても使えるのに。ま,コンデジならOKですが。
欠点がないかといえば,WindowsをOSとして採用している分,若干操作性がPCライク,メニューやワンセグのチャンネル選択に,ワンテンポ遅れが感じられるあたりと,Macユーザーは使えないところあたりが,ひっかかるところでしょうか。
<追記>
「gigabeat V」シリーズの新モデルが,11月22日より順次発売になります。30GB HDD搭載の「V30E」と60GBの「V60E」の2モデルで,「Napster To Go」認定機器になっていて,2週間のフリートライアルカードも同梱。新たに「ワンセグボタン」とEPG録画機能が追加され,ワンセグをより簡単に楽しめるようになっています。
従来のV30T用に,上記の追加機能を提供するファームウェアのアップデートも予定しているので,価格が下がると思われるV30Tを狙うのもいいかもしれませんね。
<参考>
ワンセグを大きくフィーチャーしたgigabeat「V30E」〜 Napster To Go対応プレーヤーとしても魅力大 〜
| 固定リンク
「携帯・デジカメ」カテゴリの記事
- 骨伝導方式の聴覚補助器「ETEREO H+」短期インプレッション(2018.05.05)
- 【楽天市場】「クレール・オンラインショップ」からの注文内容確認メールにご注意を!(2018.03.22)
- 晴海線(晴海~豊洲) 開通!2度と撮れない写真を撮ってきた(2018.03.11)
- 「学ぶ」が支える健康習慣。「健康第一」・「学ぶ」タスク 【 PR 】(2018.03.13)
- EPSON PULSENSE PS-600Bの調子が…(2018.02.23)
コメント