カチッと小気味いい「ウィルソン・nSix-Two」とぶれないブレード「nBlade」
さて,いきなり雨で中断のようですが,ウィンブルドンが始まりました。寝不足にご注意を!
過日のスクール,Wilsonのラケットが,試打し放題でした。
というか,コーチが抱えて持ってきてくれました。ありがとう!>Aコーチ
まずは,一番気になっていたnSix-Twoから,フェース100 inch2を選んで,ショートラリー。
すごくいいです。
最近苦手意識のある回転をかけたフォアのストロークが,ウソのように簡単に狙ったところに打てます。 ボレーボレーも,ネットすれすれを気持ちよく飛んでいきます。こんなにボールのコントロールがうまくいくなんて!使っていてニヤけちゃうラケットは,久しぶり。いや,ほんとその場で予約を入れちゃおうかと思ったほどです。
見た目は,黒+白+ちょっとシルバーのパンダ模様で,シンプルながらちょっと柔らかなデザインのちょい厚ラケですが,うちに秘めた性能は,かなりのものです。回転がかかりやすいのは,ストリングパターンが16×19だからかも。スライスもグッドです。ゆっくり目のボールからして感じられる食い付きの良さはnPro 98を使ったときの感触に似ていると思いました。
バランスは,トップライト。振り抜きやすい分,このラケットの弱点がわかりました。
それは,サーブとスマッシュ。ボールがね,乗らないんですよ。フレックスポイントを使ってると,このボールがラケット面に一瞬ホールドされる感覚が,たまらなく気持ちいいんですが,サーブもスマッシュもnSix-Oneだと,球離れがよすぎる感じ。
nSix-Oneのトップヘビーなモデル出してくれないかなぁ…。なんて思いながら,フェース面積113inch2の方を打ってみたら,いやなかなかどうして(丁稚さん風?)気持ちいいんですよ。もう,これは,誰が打っても使いこなせそうなくらい,簡単。デカラケから,ちょっと上級モデルを狙っている人には,いいかもしれませんね。サーブも,113inch2モデルの方が,ハーフインチ長くて,スイートスポットが広くなる分,ホールド感が出て,気持ちよく打てました。重さは,100inch2モデルが284g, 113inch2が274g。うーん,このフェイス面積は,さすがにプライドが…。
で,次に,試打したのが,nBlade 106。ネーミングは,Aコーチ曰く,ブリヂストンのX-Bladeをパクったに違いないとのことですが,ハードヒットに対しても高い面安定性を発揮するブレない打感は,X-Bladeとは全く違いました。
WILSON n Blade106
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思ったより扱いやすいんですよね,
サービスでもストロークでもぐしゃっとボールをつぶす感覚が,伝わってきます。
あまりアングルをつけないクロスラリーで特に,重いボールが打てていたようです。
楽しい!
スマッシュでも,しなりと一瞬のボールが包み込まれる感じが,僕好み。スピンもかかりやすく,X-Bladeより,エッグボールらしきものも打ちやすい気がしました。
そうそう,このラケットのカラーリングは,不思議ちゃん。外側は,nSix-Oneに似た白黒なのに,ラケット面の内側だけ,金ラメ。ちょうど,ヘッドのFPインスティンクトのような色合いです。なんで,こんな色の組み合わせにしたんだろ?
で,nSix-Oneに比べても,nBladeの106は,打感にしなりとストリング面でのホールド感がかなりあります。nBLADE 106は,27.25 inch2で,重量が平均294g。ストリングパターンは,18×19。
でも,やはりnBladeもトップライトなラケットなので,押さえ込みが難しくて,サーブはアウト気味。長く使えば,さらにコントロールはよくなりそうな気配はありますが,nSix-Towと同様,決定力に欠けていたため,たぶん,どちらも購入にはいたらないとは思います。ストリングスを変えるとまた印象は変わりそうですけれど。
とはいうものの,しばらくウィルソンから遠ざかっていたのですが,なんだか急に新しいシリーズが気になるようになりました。後は,エナンのnTour-Twoと,ピュアドラ対抗馬のnPro Openを試してみたいな。
結局今日は,自分のFPラジカルを一回も振ることなく,終わってしまいました。ちょっと比較したかったかな。
また,使ってみようっと。
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