フェデラー,2006年ウィンブルドン男子単4連覇。女子単,モレスモ悲願の初優勝!
オーストラリア滞在時から,テレビに釘付けだった2006年のウィンブルドン。いよいよ最終日になってしまいました。
今年の決勝は第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)対第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)という,全仏決勝と同じ顔合わせ。同じ年の全仏オープン決勝と全英オープン決勝が同じ対戦カードなのは,実に54年ぶりとのこと。成長著しいナダルは,ウィンブルドンの決勝に初進出。
フェデラーは,今期ナダル以外の選手に対しては,圧倒的な強さをみせていますが,全仏を始めとして,ナダルに対しては,負け越しているという具合。正確無比でテニスロボットのようなフェデラーに対して,強力なストロークと豪快な野性味,豊富な運動量を誇るナダルとの決勝戦は,かなりハイレベルな戦いになりました。
結果は,6-0,7-6,6-7,6-3で,粘るナダルを振り切って,フェデラーの優勝。
ナダルも,フェデラーの全試合ストレート勝ちでの優勝を阻みました。フェデラーは,四大大会では通算8度目の優勝,芝のコートでの連勝記録を48に伸ばしました。ウィンブルドンは,4連覇。すごい!
女子シングルスは,1月の全豪オープンの決勝と同じカードとなった全英オープンの決勝でしたが,全豪では,エナンが体調不良のため途中棄権でモレスモが優勝するという,ちょっと中途半端な結果に終わっていたため,仕切り直しのような試合となりました。
モレスモは,準決勝のシャラポワ戦などでもやや危ないところがありましたが,第1シードのアメリ・モレスモ(フランス)が,全仏オープン2連覇の第3シード,ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)に2-6,6-3,6-4で逆転勝ちして初優勝。
エナンは,女子史上10人目となる4大大会全制覇(キャリア・グランドスラム)のチャンスを逃しましたが,来シーズンに期待しましょう。モレスモは,この優勝で,勝ち癖がつきそうですね。
ナダルにしろフェデラーにしろエナンにしろ,クレーと芝というサーフェスの違う全仏と全英オープンを連続して勝つというのは,とても難しいことなんだと改めて思いました。
そうそう,フェデラースペックのラケット,「Wilson(ウイルソン)nSix One Tour Federer」が世界で2000本限定で,発売。
仕様は,
Head size 90 sq.inch
Weight 340g
Balance 30.5 cm
Length 27 inch
String pattern 16x19
フェデラーウィンブルドン4連覇。世界限定2,000本!.Wilson(ウイルソン)nSix One ツアー・フェデラー
ナダル使用ラケットは,バボラ・アエロプロドライブ(babolat AERO PRO DRIVE)。インプレは,こちら。
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