USオープンテニスを見に行こう!
とうとう,2006年夏,テニス界の人気者アガシが引退宣言。ウィンブルドンでも,ナダルとの素晴らしい試合をみせてくれました。
写真は,2005年の全米オープン。前回は,決勝まで進んだのですから,まだまだ第一線で活躍できると,誰もが思っているはず。だけれど,地元でのUSオープンを最後に,今シーズンで引退するのだそうです。僕らが想像できる以上に,さまざまなことを犠牲にして,相当頑張ったんでしょうね。
で,アガシの最後の雄姿を,直接目に焼き付けたいと思うかたも多いのではないでしょうか。
有名選手や日本人選手を応援しに,この夏,USオープン,行ってみませんか?
<2007年追記> 2007年の試合スケジュールは,8月27日から9月9日まで開催。チケットは,6月11日より販売開始です。 <2008年追記> 2008年の試合期間は,8月25日から9月7日まで。予選は8月19~22日。公開練習日は,8月24日。チケットは6月9日から(American Expressのクレジットカードを持っているヒトは,一足早く6月2日から7日までの先行予約ができます。)
外国でしょ?!そんなの無理だよ,というヒトも,ま,「話」として聞いてくださいね。
たぶん,USオープンへの行き方は,みなさんが思っているより,簡単かもしれません。自分でセットアップするのは,多少面倒ですが,旅行会社のUSオープン観戦ツアーパックより最低でも10万円近くは,安く上がるのではないかと思います。
2006年の開催期間は,8月28日(月)から9月10日(日)まで。6月11日から,すでに観戦チケットはオンラインで売り出されています。
↓
別々が面倒なら,アメリカ東海岸の人気コースやニューヨークの旅行パックも。休暇を取るのも忘れないでくださいね。
感動的な決勝戦を含む後半の日程(ベスト16の試合は,9月4日から)を狙うのもいいですが,前半の試合(8月30日までが1回戦,9月1日までが2回戦,9月3日までが3回戦)の方が,試合数も多く,お目当ての選手を見かける率も高いので,誰が出るかわからない(男子はフェデラーの可能性が今のところ高いでしょうけれど…)決勝戦を狙うより前半戦を2,3日見に行った方が,満足度が高いと思います。
会場となるニューヨークのナショナルテニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)には,大きなコートが2つあります。
アーサーアッシュスタジアムは,いわゆるセンターコート。2万3千人の観客(正確には,22,547名)を収容可能。
ルイ・アームストロングスタジアムは,かつてのセンターコート。
広大な会場には,この2つの大きなコートの他にも33のテニスコートがあります。アーサーアッシュスタジアムは,全席指定。このスタジアムに入れるチケットを購入しておけば,ほかのコートの試合もすべて見られます。(センターコートには入れない,グラウンドチケットというのもあります。)
チケットを購入する場合,通常は,このページの2006 Scheduleをクリックして,2006 Individual Ticket Arthur Ashe Stadiumのリストから,観戦する日(昼または,夜)と観戦場所(Upper Promenade かLower Promenade。Lower Promenadeの方が,コートに近い。)を決めて,右にある「BUY TICKET NOW」と書かれた大きなバナーをクリックして,購入ページに移動します。
マンハッタンからは,7番の地下鉄にのり,Grand Central駅や42St/Times Sq駅などから,Flushing(Uptown)行きに乗車し,Shea Stadium / Willets Point Station駅で降ります。30分ほどで到着。駅を降りたら,すぐナショナルテニスセンターが見えます。(ちなみに降りて左側は,NYメッツの本拠地,シェイ・スタジアム)。(詳細)
GoogleMapsで,衛星写真を確認
(上が,シェイスタジアム。下の大きなコートがアーサー・アッシュ,やや小さなコートがルイ・アームストロングスタジアム)
で,オフィシャルサイト経由で,チケットマスターのサイトから行きたい日程のチケットを確保したら,準備完了。
クレジットカードで購入するとWill Call扱い(お取り置き)になるので,このクレジットカードは,旅行の時も忘れずに持って行きます。会場のチケット売り場の片隅には,
上の写真のような引き替え機で,クレジットカードを入れるだけで簡単に(インターネットでチケットを確保したときに使ったクレジットカードと同じもの)で,当日のチケットを引き出すことができます。
USオープン観戦へのステップは,航空券,ホテル,観戦チケット。
ね? 簡単でしょ。
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そうそう,会場へ持っていく荷物は,気をつけないといけません。リュックサックは,セキュリティの理由から,預けないといけないので,簡単な手提げ袋を持って行くといいですね。セキュリティのヒトが,偉そうなのが鼻につくけど,まわりにいたアメリカ人曰く,「あいつら普段ろくな扱いを受けていないから,こういうところでちょっとした権力風を吹かせられることで,憂さ晴らしをしてんだぜ」なんて,声が聞こえてきて,僕も納得。
とにかく,お祭り騒ぎが大好きなアメリカ人。底抜けに明るいテニストーナメントで,ホットドッグをかじりながら,テニス観戦というのも,楽しいですよ。というか,一度行くとやみつきになっちゃうかも。全英オープンのウィンブルドンとは,また違った雰囲気です。
そうそう,昼間は,炎天下の試合観戦になりますので,日焼け対策(帽子とサングラス)と水分補給には,十分注意してくださいね。アーサーアッシュスタジアムは,指定席といいつつも,前半の週なら,けっこう席が空いているので,日陰を選んで移動することも可能(裏技ですね)。サングラスもお忘れなく。写真を撮りたい方は,200mmから300mmの望遠は,必須。会場全体を撮りたければ,ワイコンも便利です。
2005年の全米オープンで撮影した写真は,こちらから,ご覧ください。
アガシの試合がある日程に,うまく当たるかどうかはわかりませんが,アガシが有終の美を飾れるよう,しっかりとフラッシングメドウでこの目に焼き付けたいなぁ。
個人旅行で旅程を組んだり,チケットの行列に並ぶのがイヤってかたは,
スポーツ観戦ツアー専門旅行会社もあります。
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コメント
Hamachi!さんお帰りなさい!
とても詳しい解説、素晴らしいですね。3枚目のアッシュスタジアムの写真が圧巻!! 一つ付け加えるとすれば、ボトル水がとっても高いのでホテル近くのコンビニで調達をお勧め(笑)。
私も今年は観戦に行くつもりです。いつもLaborDay付近に行くのですが、今年はチケットが売り切れになるのがとっても早かった気がします。。。9月2日と3日のアーサーアッシュのチケットが取れず(泣)、グランドチケットでアームストロング潜入を狙います(笑)。下の方の席はほとんどが年間シートチケット保有者のものということですが、都合により行けない人が売りに出したりするらしいですね、、、どこで売りに出してるんだろう?? 近い席で見たいよーー
投稿: telco | 2006.07.06 02:07
telcoさん,お褒めの言葉,ありがとうございます!
いや,行くのは簡単だけど,チケット確保が一番難しかったりして…。もし人数分のチケットがオンラインでとれなかったら,ひとりずつ,バラバラで試してみるといいかもしれませんよね。どうせ,みんな決められたシートに座っているわけがないんだから(爆!)
やはりアガシの引退のニュースが,チケット売り切れに影響しているのでしょうか。いつもなら,2週間前くらいでも余裕でとれるのに。
投稿: HAMACHI! | 2006.07.06 07:57