ナチュラルな３Dの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ディズニーデジタル　３－D

僕にとっては，ちょっといわくつきの映画ですが，今年も３Dバージョンを，ハロウィンの日にしっかり楽しんできました。

シネマ・イクスピアリのシアター前には，ティムバートン監督のサインも。

日本での公開は1994年。ハロウィンからクリスマスにかけて，街でも見かけることの多くなるキャラクター，ジャックスケリントン。現在，東京ディズニーランドでも，ハロウィンイベントが終わった後もお正月まで，「ホーンテッドマンション」のナイトメアー仕様「ホリデー・ナイトメアー」も公開中です。

３D版は，観客が偏光フィルターのメガネを掛けて，右目は右目用の映像を，左目は左目用の映像を強制的に見ることにより，日常生活で見たものを立体的に捉えるのと同様に，スクリーン上の動画を頭の中で1つの立体映像として認識させるものです。

今回の３Dバージョンは，左目に入ってくる映像がオリジナルのバージョン。右目の映像がILMが新たに作製した映像。残存している残り少ないパペット達とオリジナル映像をスキャンして，右目から観た立体画像を再構築しているとのこと。大変な作業です。

ストーリーについては，wikiの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」をご覧になっていただくとして，実際に観た立体感についてですが，

「自然」

とてもナチュラルに見えます。いままでもね，たぶん頭の中で，３Dの奥行きを感じつつ，２Dの映像を立体に再構築して観ていたと思うんですよ。それが，具体化されたということ。なので，ナイトメアーを何度も何度も観ている人ほど，３Dの効果が弱くなるような気も。

あとは，チケット買うと渡される３Dメガネですが，これ，ほんとに壊れやすい。
僕の場合は，映画を見始めてから，ポッキリ折れてしまったので，指で押さえながら見るハメに。
映画が始まる前だったら，交換してもらいに外に出られたのですが，映画が始まってからじゃ１シーンだって，見逃すのが，もったいないですもんね。

大好きな映画なので，採点は，なし。
３D化で，よりディテールまで楽しむことができました。

これから，３－D版の映画は，増えてきそうですね。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション プレミアム・ボックス

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この映画の公開に合わせて，DVDプレミアムボックスが１１月２２日に発売。

で，「ハロウィン・ジャパン・インフォ」のトップページでも紹介しているのですが，

ティム・バートン’ズ ザ ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 24インチ トーキングフィギュアを発見。これ，とてもよくできています。劇中の台詞をイロイロとしゃべってくれる上に，ポーズもかなり自由に。大きいですよ。オススメ。

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ディズニーデジタル　３－D」は，舞浜のシネマイクスピアリ、ワーナー・マイカル・シネマズの多摩センター、浦和美園館の３劇場でのみ公開。
（ワーナー・マイカル・シネマズ　公開中作品はこちら）

ワーナー・マイカル・シネマズ　劇場一覧はこちら

＜参考＞
映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』特集 ＃1（with D）