なんだか元気がでてくる「プラダを着た悪魔」
11月18日公開の「プラダを着た悪魔」
ごめんなさい。タイトルだけでドロドロのホラー映画だと思ってました(爆!)。
特に下調べもせずに,新宿厚生年金会館での試写会に行ってきました。いや,女性の多いこと!
なんてったって,サブタイトルが「恋に仕事に頑張るあなたの物語」ですからね。
しかも,女性なら,グッと来るシャネル,ドルチェ&ガッバーナ,ジョン ガリアーノ,エルメス,プラダのブランドのオンパレード。これはウケないわけがありません。
プラダを着た悪魔(上)
設定がだいぶ原作とは異なっています。
↓ちょいネタバレあります。
ファッションには全く興味がなかったのにひょんなことから超一流ファッション誌のカリスマ編集長ミランダのアシスタントに採用され,メリル・ストリープ演じる悪魔とまで呼ばれるミランダに丁々発止と渡り合うまでに成長するヒロイン,アンディ(アン・ハザウェイ)が,業界トップにまで登りつめるシンデレラストーリーと思いきや,最後はアレレ?(と思った人もたくさんいるでしょう)そっちでいいの?の等身大のストーリーでハッピーエンド。アン・ハザウェイは,LUXのシャンプーのCMに出ている女優さんですね。
あらすじ(goo)
ポップでおしゃれな曲の数々「プラダを着た悪魔」オリジナル・サウンドトラック
カリスマ編集長ミランダの要求は,悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケータイと横暴で理不尽な命令の数々。でもね,愛情があるんですよ。うまいなぁ,メリル・ストリープ。だんだん面白くなってくる仕事とキャリアのためとはいえ,私生活はめちゃめちゃになるアンディだけど,自分で選んだ道なんですよね。愚痴を並べているだけじゃダメですよね。ウェイクアップ!
ニューヨーク出身のアン・ハザウェイ,マンハッタンがよく似合います。美人じゃなくてキュートなところが,男女ともに共感されるポイントなのでしょうね。
ええ,どこにも悪魔なんて出てきません。くすっと笑えて,ちょっとホロッとくるコメディ映画です。
華やかにして苛酷なファッション界の舞台の表裏を垣間見せながら,きっと誰でも社会人として痛感する痛み,驚きや迷いをユーモアあふれるタッチで描いている映画。明日から,自分の夢のためにまた頑張ろう!って思える台詞も満載,たしかに「ビタミン映画」かもしれません。デート映画としても,ブランド,人間関係,仕事,ニューヨーク,セレブと,かなり話題が豊富なので,つきあい始めたばかりのカップルから,互いに空気のような存在になったプロのカップルまで,男女ともに楽しめるオススメの映画です。
この映画を見終わった後,買い物がしたくなってしまう女性が多いのでは?デートなら男性諸氏,ご注意を!
67点
プラダを着た悪魔(下)
2003年に発表されるやいなや話題となり,ニューヨーク・タイムズ誌のベストセラー・リストにランクインした,この映画の原作「プラダを着た悪魔」。映画を見てから本を読むのが「吉」とみました。
予告編は,こちらから。
That's all!
<参考>
「プラダを着た悪魔」に出演 アン・ハサウェイ(読売新聞・Yomiuri Online)
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コメント
「プラダ」見てまいりました。私にはこの映画の真の主人公はやはりメリルと思われてなりません。確かに見ている最中はハサウェイのファッションのきらびやかさに目を奪われてましたが、映画館を出た後印象に残るのはメリルの演技。いい映画を薦めていただきありがとうございます。
投稿: yuko | 2006.11.21 22:12
yukoさん,そうですか,よかったですか!
ありがとうございます。
アン・ハサウェイも,メリル・ストリープと共演したことで,女優としての貴重な経験ができたでしょうね。今後も楽しみです。
投稿: HAMACHI! | 2006.11.22 01:12