目を見張るスピード,アナ・イバノビッチ。東レPPO2007
東レ・パンパシフィックオープンテニス,準決勝をテレビで観戦しました。
シャラポワ人気に水を差すつもりはないのですが,左モモの調子が悪かったとはいえ,今日のシャラポワはプロらしくなかったと思います。足のトラブルより,メンタル面がかなり厳しかったように見えました。昨年と同じく準決勝での敗退。昨年のPPOでのシャラポワ対ヒンギス戦は,ほんとにワクワクするほど素晴らしい試合だったので,ちょっと残念。
対するWTAランキング16位のアナ・イヴァノヴィッチは,ランキングトップのマリア・シャラポワに対して,全くオクすることもなく,自分のテニスができていました。思い切りのいいショットの連発で,胸の空くような見事なパッシングショットやアグレッシブなリターンエース。この調子なら,すぐにトップ10に入るのではないでしょうか。イワノビッチのラケットは,ウィルソンのツアーモデルnBladeでした。男性が使ってもちょっと難しいモデルだなぁと思っていたのですが,スピン量とボールの伸びのいいフェイスの大きい方(nBlade 106)をまた,試打してみようかな。
イワノビッチとシャラポワの準決勝の動画は,こちらのページにある,”Right-click here and save target to download highlights of the match”のリンクからどうぞ。
昨年の決勝戦の再現となったヒンギスとディフェンディングチャンピオンのデメンティエワ戦。昨年からツアーに復帰したヒンギス,前回はワイルドカードでの参加でしたが,今回は世界ランキング6位。効果的にディメンティエワのバックを攻めて,昨年の雪辱を果たしました。ロングラリーの応酬,見応えがありましたね。あっという間にまたトップに戻るとは,ヒンギスはすごいなぁ。
ヒンギスのラケットは,ヨネックスのRQS 11。なかなか良さそうですね。ディメンティエワとの戦いでも,テニスが大好きというのが,伝わってくるようでした。
明日の決勝戦は,
シングルスが,マルチナ・ヒンギス対アナ・イワノビッチ,
ダブルスは,バニア・キング,ルネー・スタブス組対リサ・レイモンド,サマンサ・ストーサー組。
コートからちょっと遠いようですが,当日券があるようです。
<続く>「女王の風格,ヒンギス5回目のPPO優勝」
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