頼れるヒトは,いつまでも頼れる!
先日,自分が非常勤講師をしている学校の行事に参加しました。
教え子たち,先生方,職員の皆さんに温かく迎えられて,かなり元気をいただきました。ここに来ると,支えられているなぁって,ほっとするんですよ。
で,気がついたのは,自分の立ち位置。
自分を使いたい,来て欲しい,と言っていただける環境で働けるというのは,ホントに幸せなことだなぁと,実感するとともに,期待されるモノの大きさに,逆に,身が引き締まる思いです。
自分の立ち位置というのは,自分がいる「場」ごとにちょっとずつ違ったりするだとは思うのですが,いくらAB型だといっても,その「場」ごとでそんなに違う自分のキャラクタを出せるわけではないので,最近は少し早くから意識するように気をつけています。
自分が聞くべき立場にいるときは理解して共感できるまでしっかりと聞き,意見を求められるような立場にいるときは,問題点と解決のきっかけにつながるような意見をいえるような,自分の立ち位置を把握できるような「立ち位置を意識した行動」の仕方が,この数年なんとなくわかってきました。求められているモノをその場で発揮できれば一番いいのだと思いますが,実際には,その場に足りないところを補う感じかな。
実はけっこうこれで,人見知りなんです。子供の頃は,自意識過剰の赤面恐怖症でした,ええ。
懇親会では,気心の知れた仲のいい後輩の先生方とも一緒だったので,自分のポジション的には,「聞き役」が多かったかな。みんな非常勤ではないほうの職場に対する意識もとても高く,こういう教育熱心な人たちが職場を作る力を持っていれば,もっともっと本職の職場環境もよくなるのに,だけど現実はそうではなくて…とか,いろいろと再認識させられることの多い,価値観を共有できた実りある会になりました。
実は,僕が学生だった頃の学年担任をしていただいていたK先生が,この学校の校長先生の職についていらっしゃいます。学生の時は,自分たちの学生生活に支障が出るような問題を直訴しに行って,即座に解決していただいたりと,ほんとに頼りになるあこがれの教授でした。大学を退官されてからもますますお元気で活躍されていて,さらには,世界中の歯科関係の研究者のトップにも立たれていらっしゃるという大先生が,このときも目の前に。
すでに70歳を超えているK先生は,それこそ世界中のたくさんの人たちと会っているはずなのに,僕のこともよく覚えていていただいて,しかも僕の今の境遇に対してもとても心配していただいて,さらには,非常勤講師としての働きも評価していただいているという,気さくなスーパーマンです。
ほめられて伸びるタイプを自認している僕ですから,こんな人から,「おい,頼むよ」って言われたら,喜んで頑張っちゃいますよね。「先生のところで,もっと働かせてください。」なんて,思わず言っちゃいましたよ。
もともと頼りがいもなかったのに偉くなったとたんすっかり変わっちゃってゾンビのように金と権力にしがみつく人を見てきた僕ですが,偉くなってもまったく変わらず,頼りになるこんな先生には,本当に全力でついて行こうと思います。そう思わされちゃってるのかもしれないけど,それはそれでOKです。
ロールモデルになるヒトが,身近にいるというのは,とてもありがたいなぁと思うことが出来た貴重な1日でした。自分もいつまでも誰かに頼っていないで,自立できるよう頑張らなくちゃいけませんね。
いつもサポートしてくださるまわりの方々には,感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございます。
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