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ヴィーナス,4度目の優勝!ウィンブルドン2007

互いにトレーナーに治療を受けるまでの激しい戦いとなった,ヴィーナス・ウィリアムス(第23シード・アメリカ)対マリオン・バルトリ(第18シード・フランス)の女子シングルス決勝。

バルトリは現在,世界ランキング19位の22歳。ランキングトップ10に入っていない選手が,ウィンブルドンの決勝戦に出場するのは,シャラポワに続いて3度目とのこと。

結果は,ヴィーナスが6-4, 6-1のストレートで優勝。優勝賞金は,今年から男子と同額になった70万ポンド(約1億7000万円)。ヴィーナス自身が,フレンチオープンとともにウィンブルドンの優勝賞金を,男子と一緒にすべきであると,キング婦人とともに取り組んできたプロジェクトだけに,感激もひとしおでしょう。

テクニックもそうですが,やはり経験豊かなヴィーナスの方が,試合に対する集中度が上だったような気がします。バルトリは,エナンを倒して決勝に出られたところで,多少満足しちゃったのかな?とかとも思いました。まぁ,バルトリの方が,ウィンブルドンの初の決勝戦を楽しんでいるようにも見えたから,いいのかな。

相手を左右に振り回すスピードとコントロールは,やはりヴィーナスに軍配。バルトリも脚を痛めたヴィーナスを左右に振り回そうとはしていましたが,ヴィーナスのそれと比べると角度がやや狭め。攻めきれませんでした。

バルトリのプレースタイルは,フォアもバックも父親仕込みの両手打ち。サービスの時は,手首を妙に縮こまらせるのが特徴的ですね。使用していたラケットは,プリンスのO3 Red MIDPLUS+(楽天で検索)。約2年前のラケットですね。最新のラケットに見せかけるペイントジョブもできたとは思うのですが,よほど気に入っているんでしょうね。来週には,バルトリのランキングは,11位になるようです。バルトリのインタビューの時に彼女のお父さんが,ヴィーナスのお父さんに声をかけられて泣き崩れていたのが,印象的でした。

男子シングルスの準決勝では,ウィンブルドン5連覇を目指す第1シード,世界ランキング第1位のロジャー・フェデラー(スイス)と今年の全仏オープン優勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)がそれぞれ決勝に進みました。2年連続で同じ顔合わせ。

女子ダブルスでは,準決勝で,K・シュレボトニック/杉山愛のペアが,全仏の準決勝と同じ第1シードのレイモンド/ストザー組と対戦して,フルセットの末,決勝に勝ち進んでいます。杉山選手は,5度目の決勝進出。さらに,ジュニアでも,女子ダブルス準決勝で,ノーシードの奈良くるみ/土居美咲組が,第4シードのI・ベグ(ルーマニア)/O・カラシュニコバ(グルジア)組を6-3, 6-4で破る大金星で,決勝進出を決めています。

日本のテニスプレーヤーが,世界でますます活躍してくれるようになると,日本国内でもテニスの人気が復活してくれそうな気がします。

決勝も,応援してるよ!頑張って!!

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