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ラット目線のおとぎ話「レミーのおいしいレストラン」

ねずみの「ラット(Rat)」と料理の「ラタトゥイユ(Ratatouille)」で,かけ詞になっているんだけど,日本語だとちょっと難しかったからか,邦題は「レミーのおいしいレストラン」となったみたいですね。映画のチケットをいただき観てきました。ありがとうございます。

ラタトゥイユ(仏: Ratatouille)とはフランス南部プロヴァンス地方ニースの野菜煮込み料理。映画の中では,見たことのないおしゃれなラタトゥイユが出てきました。

CGであんなに料理がおいしそうに見えるのは,単純にすごいなぁと,感嘆。料理評論家のイーゴさんの表情が和らぐところが,よかったですね。見ているだけで,お腹が空いてきちゃいますよ。

有名シェフ亡き後,格下げされてしまったパリの五つ星レストラン「グストー」を舞台に,料理が全くできない見習いシェフのリングイニと,ひょんなことから「グストー」に流れ着いた,嗅覚と食材の新たなコンビネーション作りの天才ネズミのレミーの友情と成長の物語。ストーリー詳細(goo映画)

ピクサー,また,腕を上げましたね。監督がブラッド・バード(途中から)だからか,この映画の登場人物の何人かは,「Mr.インクレディブル」のキャラクタに近いものを感じてしまいます。お楽しみのショートストーリ「Lifted」もオチが想像を超えていて,本編(?)もリラックスして観ることができました。(動画は,こちら

ディズニー映画でもあるわけなので,ネズミの映画というと,どうしてもあの名優ミッキーマウスに対抗するのかな?とも思う向きもあるかもしれませんが,まぁ,グレートなリトルシェフ「レミー」もなかなか頑張ってくれました。ピクサーは,モーションキャプチャーを使わずに,この映画を作り上げています。

ってことは,ネズミたちの生態とか,ほんとによく観察しているんだなぁと思いました。カメラワークとカット割りも「マクロレンズ」を通して観ているような不思議な感覚を覚えました。ネズミの目線なんでしょうね。

スノッブなアメリカ人にとってフランスやフランス語の知識があるというのは,ちょっとセンスのよさを自慢できるところがあります。この映画に出てくるパリの風景やフランス語訛りの英語も,アメリカ人の心をちょっとくすぐるんじゃないかな。

この映画にちなんで開催された「奇跡のラタトゥーユ」レシピコンテスト,ランキング外ですが映画にでてきたほぼそのままの外観の料理もありました。試してみてはいかがでしょうか?

さっそく試されたのが,テニスのお仲間やすぞうさん。くーっ!これも,んまそうです。
ええ,僕もトマト味の料理だと,肉が入ってないと,どうも食べた気がしませんが,最近は少し慣れてきました。

ま,ストーリー的には登場人物たちのエピソードをもう少し作り込んで欲しかったので,65点。
パンフレットは購入しませんでした。



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コメント

実はムスメに「レミーが作ったみたいにして」と言われたんですが、
んな手間ひまをかけるエナジーはありませんでした。
おふくろの味は見てくれぢゃないのよー。

それにしてもPIXARはキャラの作り方がうまいですね。

投稿: やすぞう | 2007.08.22 11:39

やすぞうさん,わざわざおいでいただき,ありがとうございます!

やすぞうさんの「ラタトゥーユ」も,相当美味しそうに見えました。女の子って,こうやってお袋の味をおぼえていくんですね。

ミートボール入りも,魅力的でした!

投稿: HAMACHI! | 2007.08.23 07:18

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