ハロウィンの夜は,魔女たちのパーティ!「メグとモグ」
ハロウィンの絵本の決定版「メグとモグ」,もうご覧になりましたか?
イギリスの絵本で,初版は1972年,その後アニメにもなり,あちらでは35年間ずっと子どもたちに親しまれてきた,ロングセラーの作品です。日本でも今年やっと発売にこぎ着けたというこの本をご紹介します。
目に鮮やかな色づかいと,可愛らしくも,ちょっととぼけたイラスト。
魔女のメグと,しましま猫のモグ,白フクロウのホウが繰り広げる,奇想天外なお話です。
まず,夜中の12時を過ぎたばかりが彼女の「朝食」で,魔女たちのハロウィンパーティの「なべ」に入れられた食材たるや…。子ども達が「うへっ!」といいながら,喜びそうなものばかりです。
いくらポットラック(持ち寄り)パーティだって言ったってね…。
さて,魔法の呪文の効果はいかにっ!?
結末も,もう,ひっくり返っちゃいますよ。
日本でもこの「メグとモグ」を手に,ハロウィンパーティにお子さんたちが集まって,それぞれの役柄を演じて,ドラマを演じてみるというのも楽しそうです。ハロウィンにまだ馴染みのない小さいお子さんに,ぜひ,読ませてあげたい絵本です。
実は,この本,僕も英語版を読んでいたのですが,日本語版がでていたのを知りませんでした。先週,偕成社の方から,この楽しい「メグとモグ」シリーズ全4冊についてご連絡をいただきました。
ありがとうございます。
オリジナルの英語版「Meg and Mog」は,ハッキリした輪郭とビビッドな色づかいのイラストが,英語の読み聞かせでも子ども達の興味をひく絵本として,英語教室の先生方なら知らない人はいらっしゃらないのでは。30年以上も前の作品といっても文明の利器や現代の言葉が,そこここにうまーく出てくるので,全く古さを感じさせません。
日本語版を作るのにあたり,「擬音」を日本語にするのは,さぞかし難しかったことでしょう。魔法の呪文も苦労されたそうです。また,この色をオリジナルと同等のクオリティに仕上げるのに,かなりの苦難があったとのこと。でもそんなことを全く感じさせない日本語版の仕上がりのよさ。本屋さんで見かけたら,是非手に取ってみて下さい。引き込まれてしまいますよ。
偕成社 (2007/02)
売り上げランキング: 628361
ヘレン・ニコル (著), ヤン・ピエンコフスキー (イラスト), ふしみ みさを (翻訳)
メグとふしぎなたまご
魔女の食材は,トカゲやイモリやアオガエル。これは食べるんじゃなくて,不思議な呪文の材料だったのです。映画「ジュラシックパーク」を彷彿とさせる展開に,ワクワクさせられます。ベーコンって,そんな効果があったんですか?!
メグつきにいく (メグとモグのおはなし)
魔女のメグがお誕生日プレゼントに宇宙船で月に?!宇宙飛行士さんもさぞかしびっくりしたことでしょう。
メグむじんとうにいく (メグとモグのおはなし)
船酔いしたメグの顔が緑色になっているのが,かわいそうやら,おかしいやら…。SOSのモールス信号も,正確です。
「メグとモグ」は,今後日本でも,アニメのテレビ放送やグッズ販売なども開始されるとのことです。いち早く,メグモグファンになってホンワカした気分を先取りしてみては,いかがでしょう?
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