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撮影後も楽しめるコンパクトデジタルカメラRICOH Caplio R7 実写レビュー・その3

old and new

サイバーバズさんでモニター中のRICOH Caplio R7。かなり便利に使っています。

第1回目のレポート
第2回目のレポート

RICOH Caplio R7の最安値検索(楽天)
RICOH Caplio (キャプリオ) R7 シルバーの価格チェック(Amazon)

リコー・「キャプリオR7」のオフィシャルページは,http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r7/

使い方のヒントは,商品ページ「やさしい基礎知識」にもありますが,コンデジをずっと使ってきた僕が感じた操作の基本は,一眼レフよりもさらに,「しっかりと構えること」だと思います。上手く撮れないと思ったら,デフォルトの設定に戻して,安定した台の上にカメラを置いて,動かないものを撮影してみて下さい。カメラのせいか,自分のせいか,わかると思います。

実は,2回目のモニターレポート以降の記事にもCaplio R7を使っています。お気づきになりましたでしょうか。
渋谷ハロウィン大作戦
やっと追いつけた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 」
Tokyo Halloween Center 2007
今週末のハロウィンイベント・その1
読者のみなさまからの「力」
未来派カレー「東京カレーラボ」 で噛むと辛さが広がるダブルミンチカレー(この記事は,デジイチとミックス)
等々…。

今回のレポートも画像編集無し(カメラ内を除く)で撮影したままの写真を保存してあります。クリックすると保存先のFlickrのサイトで,さらに拡大したり,撮影条件が気になる方はEXIF情報もみられるようにしてあります。ちなみにCaplio R7のEXIF情報で,焦点距離(Focal Length)4.6mmというのは,35mmフィルムカメラ換算で28mmのことです。

リコーのデジタルカメラは,2000年に購入したRDC-7以来です。
くはーっ! RDC-7って定価10万円もしたんでしたっけ?!その分だけは十分使ったと思いたいですが,せっかくなので,再登場して(というか娘が今も使ってくれています。),マクロの比較など。

RDC-7-macro

CaplioR7-macro

どちらがどっちだか,わかります?ちょっと写っちゃってますが,写真をクリックするとFlickrで答がわかります。
いやぁ,それにしても,RDC-7もマクロに惚れて買ったのですが,リコーのマクロのよさを再確認しちゃいました。RDC-7は,シャッター半押ししなくてもピント合わせをしてくれることに,ちょっとビックリ。ま,反応は,相当のんびりですけどね。

Caplio R7ですが,ワイド,ズーム,マクロ,連写,動画,ホワイトバランス,ISO,露出補正とヒストグラム,オートブラケットとブレ対策,フラッシュ,シーンモード等々,使えば使うほど,まだ使っていない機能がたくさんあることにも驚かされる方もいるのでは?リコーのオフィシャルサイトでは,さらに,撮影編ギャラリー,今年はすでに終わりましたがフォトコンテストへの応募方法など,Caplioをより長く楽しむための知識と実践方法が学べます。意外と忘れていることが多いので,こういう場があるのは,助かります。

Tokyo 2016 Olympic Game

今回は,モニターレポートの最終回です。コンデジが欲しいときにちょうど,レポーターに選んでいただいたおかげで,R7をポケットに忍ばせ,いろいろなところでハロウィンの様子を撮影させてもらっています。撮影したうちの1/3は,ハロウィンですね(笑)。

暗いところや夜にもけっこう強いのはありがたいところ。これから,イルミネーションがきれいになってきます。三脚は持っていった方が良いですが,「自分が三脚!」と思いこめる人は,Caplio R7の手ぶれ補正機能で大丈夫だと思います。電柱に巻き付くなどのワザは使っていますが,僕もまだ三脚を使っていません。あ,フラッシュもほとんど使わないかな。

over construction
夜景のショットも,黒の引き締まり具合やディテールも,なかなかだと思います。

glow of the sunset
繊細でなめらかな発色具合も,けっこうお気に入り。

コレまでに,R7で撮影した写真は,「まわりぶろぐ」でまだ未公開のものも含めて,こちらでまとめてみられます。(よく見られている写真順は,こちらからスライドショーで,どうぞ。)

せっかくなので,CyberBuzzのモニターさんのブログにもいろいろと行ってみました。今ちょうどハロウィンでコメントを残す余裕がなくて,すみません!

関西食べある記」さん
お気楽OL 東京ワンダフォ!日記~♪」さん
@ドーナツ」さん
毎日がアジアンビューティー!!」さん
「グルメ情報~〈栄〉そだちの美舌OL発信~」」さん
マイ・つるかわ・生活~鶴川住人日記、東京近郊おでかけメモ、キャンプのメモ」さん
++ L4 ++  ~ チンチラ猫レオンのヤンチャな毎日 ~」さん
続・親バカ日記」さん
GLAMOROUS!」さん
♪花と..猫のいる暮らし♪」さん
モレがあったら,ごめんなさい。せっかくの機会(機械)なんだから,同じデジカメユーザーでつながれるような仕組みをサイバーバズさんが作ってくれたらいいのになと思ってしまいます。ブログやユーザーをつなげないのもバズマーケティングのやり方なのかしらん?2回目か3回目のレポート記事あるいは,R7で撮影したことがわかる記事にリンクしています。個人的には「GLAMOROUS!」を書いていらっしゃるmuntinさんの写真と「花と..猫のいる暮らし♪」のPANSY♪さんの構成力に,かなりぐっときます。

みなさん,規定の3回のモニターレポートだけでなく,たくさんR7を使っていらっしゃいますね。それぞれの撮影方法や被写体はオリジナリティがあって,見ているだけでも楽しいものです。みなさん,自分が好きなものを対象に撮影してるので,気持ちが伝わってきます。また,全体を通してみると,Caplio R7の特長が見えてきたりします。で,やはり,1cmまで寄れる接写マクロ機能が,みなさん楽しいようですね。

さて,RICOH Caplio R7の概要のおさらい
<撮影機能関連>
◎1cmマクロ(広角端)
◎25cmマクロ(望遠端)
◎AFターゲット機能
◎階調補正機能
◎色調補正機能
◎カラーブラケット機能

<操作・機能関連>
◎ADJ.ボタン
◎マイセッティング
◎デュアルサイズ記録

<Caplio R7の仕様>
◆815万画素
◆広角28mm~望遠200mm                                 
◆光学7.1倍ズーム(オートリサイズズームで最大36.2倍ズーム)
◆高感度ISO1600
◆2.7型23万画素大型液晶
◆CCDシフト方式手ブレ補正  
◆新画像処理エンジン「スムースイメージングエンジンⅢ」
◆フェイスモード     
◆長時間駆動約300ショット  

R7が来てから,さらに購入したのは,1Gの高速タイプのSDカードと充電池です。メモリーは,どなたも同時に購入されるでしょうけれど,充電池も是非。メモリー切れより電池切れの方が,悔しいです。
RICOH Caplio用充電池DB-70の価格検索

さて,今回も自分が気になることを試してみました。写真が多くなるので,次のページに(「続きを読む」↓をクリック)。

まずは,「連写機能は,どのくらいのスピードで撮影できるのか?」です。
Ochanomizu
Ochanomizu
Ochanomizu
駅に入ってくる電車を撮影してみました。最高 2.2 コマ/秒(高速SDカード使用時)で撮影できるのだそうです。連写機能を実感していただけるかもしれないスライドショー
あまり,わかりませんね(笑)。ごめんなさい。

さて,次は,「どの画像サイズが一番便利か?」
Nippon-maru 3264x2448 FNippon-maru 3264x2448 N
Nippon-maru 3264x2176 F (3:2)Nippon-maru 2592x1944 N
Nippon-maru 2048x1536 NNippon-maru 1280x960 N
Nippon-maru 640x480 N

Caplio R7に用意されている静止画の画素サイズは,3264×2448(FとN),3264×2176,2592×1944,2048×1536,1280×960,640×480。
夕暮れ時なので,実際には刻一刻と条件が悪くなっていくのは,まぁ,大目にみていただくとして,このサイズだとほとんど違いがわからないと思いますので,スライドショーで確認してみて下さい。写真上にマウスカーソルを置くと表示される「i」をクリックするとタイトルが出ますので,どのモードで表示されているのかがわかります。順序がバラバラなのは,許して下さい。まぁ,640×480は,ISO1600と同様に,緊急用ですね。

アスペクト的には,3:2のモードが好きなのですが,単に上下を切っているだけのようですので,ちょっともったいない使い方かもしれませんね。GX100のように,1:1のアスペクトが選択可能だと面白いかも。

「ちょっと離れてもマクロ(望遠端25cmから)」 虫が苦手な人のために縮小中。
working busy on cosmos
最大に拡大
Swallowtail
最大に拡大
Bluebottle
最大に拡大
蝶は,難しいですね。まさに「花から花へ」で,フォーカスが合う前に,どっかに飛んでいってしまいます。拡大して初めて,どちらの蝶も羽を一部失っていることに気がつきました。でも,すぐ逃げてしまうような虫でも,望遠ズームを使うと,あまり近づかないでも撮れるので,便利です。

「階調補正」と「色調補正」を,撮影後に。
Hijiri-Bridge original photo by R7
↑まずは,オリジナルのJR御茶ノ水駅と聖橋。
Hijiri-Bridge tone +1 photo by R7
↑階調を一段明るくしてみました。
Hijiri-Bridge red +1 photo by R7
↑色調を「赤」で,オリジナルに対して一段上げてみました。
Hijiri-Bridge blue +1 photo by R7
↑色調を「青」く,オリジナルに対して一段上げてみました。

2段以上上げると,やややり過ぎか,特殊な効果を狙う場合になると思います。
さらに,例えば,階調を一段明るくしたファイルに対して,青味を強くしたりすることも可能です。ちょっと楽しいですね。後編集してもオリジナルのファイルは消えたりしませんので,ご安心を。

それから,ホワイトバランスが違っているのに気がつかずに,「青がかぶる」(よくやってしまいます。)時があるのですが,そんなときに色調を弱くするのにも使えます。なので,基本的には,webやブログに撮影したままのファイルを使えます。webで写真を公開する場合は,Flickrの様なひとつのファイルをアップロードすると数種類のサイズを作ってくれるサイトがあるとさらに便利です。
デュアルサイズ記録は便利かな?と思ったのですが,同時じゃなくてもカメラ内で後から「画像サイズ変更」で作り出すことができるので,結局あまり使わなくなりました。

そうそう,R7のホワイトバランス,とても良いですね。普段使っているデジイチのPENTAX K10Dより正確かも。なにも考えずに撮影できるので,街撮り,自分の外部記憶装置として,重宝してます。

「楽天」でCaplio R7の価格検索

「Amazon」は,もうちょっと勉強してよって感じ

1ヶ月ちょっと使ってきて,今現在の設定は,「画質・サイズ」がN2048(3M),「フォーカス」は,スポットAF,またはマルチAF,「測光方式」は,中央,またはスポット,「シャープネス」は,標準,「色の濃さ」は,濃い,「露出補正」は,0,「ISO感度」は,ISO64,またはISO100。「手ブレ補正」はONにして,ADJボタンには,露出補正,ホワイトバランス,フォーカス,測光方式を割り当てています。できれば,ADJボタンに,もう一個くらい割り当てたいんですよね。ISOと測光と,かなり悩んで,この設定に落ち着いています。

今のままでも十分なのですが,できると良いなってことをいくつか。
・シャッター時間のコントロール(1秒から4秒までの長時間露光はできますけど)と絞りの調節ができたらいいな。
・1600×1200のFineモードで,撮影できるといいな。コンデジにちょうど良いファイルサイズだと思うのですよ。見るのにも編集するにもね。アスペクト比が3:2のモードもあと2つくらいあるといいな。
・再生時に,シーンモードを使ったときも,ISO値などの撮影条件を表示してくれるといいな。でなければ,せめてシーンモード名を表示して欲しいです。
・マクロモードの時に,adjボタンでフォーカス位置を移動できるようにして欲しいです。で,できれば,マクロモード以外の時も,焦点を同様に選べるととても便利になります。カーソルボタンよりもジョイスティックの方が,「移動」って感じしませんか?
・画像ファイルを次々にみていくときに左右のボタンを使うのですが,長押しでサムネールの一覧が表示されるのは便利かもしれないのだけれど,どちらかというと表示に一呼吸待たされるので,そのままモニター上で高速検索ができるといいな。
・顔認識がもうちょっと早くて精度が高いといいな。顔を青い枠が追いかけていくのは面白いですけれど。
・手振れ補正が,もう1,2段高いといいな。じゃなかったら,もうちょっとレンズが明るいといいな。
・音声付撮影ができるといいな。
・とっさに,一時的に全部デフォルトに戻る「フルオートボタン」なんてのがあるといいな。デュアルサイズ記録はいらないから,いつもの自分の設定で撮るのとフルオートでカメラ任せで撮るデュアルモード記録なんてのは,欲しいかも。

Circle and wave line

Caplio R7は,撮影後も見る楽しみに加えて編集する楽しさもあるコンパクトデジタルカメラです。慣れてくるとさらに撮影時に,ホワイトバランス,露出補正,焦点位置などを変えて,バリエーションも工夫できるのが面白かったりもします。そろそろ手に馴染んできたので,「落下」がコワイ時期です。ハンドストラップをネックストラップにしようかと思っています。

コンデジの画質としても,もうこれで十分。このブログの横幅が480なので,横幅2000とか3000とかって,僕にとってはオーバースペックです。モニターに1枚を表示しきれないサイズで見たい人って,あまりいないと思うんですよね。見る側ですよ,撮る側じゃなくて。

R7で撮影した写真一覧

モニターレポートとしては,コレでおしまいですが,使えば使うほど味が出るR7はまだまだ使い続けていきますので,もし,購入前に気になることや,購入後に何か気になることがあれば(例えば,この写真,どうやって撮ったの?なんてことでも),気軽にコメント下さいませ。

3回にわたり,じっくりと見ていただき,ありがとうございます。R7関連で,たくさんの方に「まわりぶろぐ」に来ていただきました。この機に,ブックマークなどしていただき,お近づきになれたらなぁなんて思っています。BlogPeopleをお使いの方は,「まわりぶろぐ」をリストに登録していただいたり,お時間のある方は,レビューをしていただけないでしょうか。

今後の記事にもどうぞお付き合い下さいませ。

ありがとうございます。

<追記>
2008年2月19日に,「リコー Caplio R7」の後継機,デザインと機能が一新された「RICOH R8」が発表になりました。カタログレビューは,こちら

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コメント

はじめまして、こんばんは。
以前の記事ですが、興味深く拝見しました!

私はリコーのR5を使っているのですが、少しくたびれてきたので次のカメラが欲しくなり、いろいろと調べていてこちらのページにたどりつきました。
リコーのこのシリーズもずいぶん進化したようですね。
お手ごろ価格のR10がいいかなぁと思いましたがちょっと大きい…?
そこでR5と大きさの変わらないR7もいいかなと思うようになりました。
ネットショップだと、まだ買えそうですし…。

こちらの記事は発売当時のものですから、いまの新機種と比べるとレビューの内容も変わるかのもしれないですが、新機種は見なかったことにしてR7を使えば満足できるかな、と思っています。
かなりの高評価でちょっと安心しました。

コンデジ選びはいろんな機種を見れば見るほど、それぞれ魅力があってきりがありませんね…

またお邪魔して参考にさせていただきます。

投稿: noko | 2009.05.10 20:45

nokoさん,コメントありがとうございます。
R7,R8,R10,CXとバージョンアップされていますが,電池を入れるフタが,ヤワなのを除けばR7は,今でも素性の良いデジカメだと思います。
R8,R10,CXは,サイズ的に同じくらいなので,大きさで選べば確かにR7という選択はありますね。画素数も扱いやすいですし。
R7買われたら,また,感想を聞かせてくださいね。

投稿: HAMACHI! | 2009.05.14 07:21

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