Caplio R7と顔認識広角コンデジの比較データ・実写レビュー・その2
RICOH Caplio R7のモニターレビュー第2弾です。
前回の評価レポートは,こちら。
3回目のレポートは,こちら。
RICOH Caplio R7の最安値検索(楽天)
RICOH Caplio (キャプリオ) R7 シルバーの価格チェック(Amazon)
能書きなんて読みたくないから,早く写真を見たいって方は,こちら。Flickrで関心度が高い順に並べてあります。撮影後に,撮影した画像の明度や色あいをカメラ内で補正することができる階調補正機能や色調補正機能も使っています。
さて,今回のサイバーバズさんからのお題は,
「28mmワイド〜200mmズーム機能・マクロ機能を使ってみてください!」
はい,使ってみました。
28mm(最大広角側)で撮影 拡大
200mm(最大望遠側)で撮影 拡大
オートリサイズズーム(デジタルズーム)を使えば,1010mmまで拡大することもできます。
マクロモード 拡大
1cmまで近づけるマクロモード。ライティングや位置に気をつけないとR7の影がかぶってしまいます。寄れすぎです(笑)。便利なのは,フォーカスの場所を自分で移動できること。R7から新しく装備されたadjボタンでフォーカスポイントを一定の範囲内で移動できます(ターゲットを完全に端っこにするのは無理)。
で,ご覧のように,毎日気軽に持ち歩けて,これだけちゃんと写ってくれれば,コンデジ探しをしていた僕には,もう十分です。電源スイッチを入れて,すぐ撮れるのもうれしいですね。
基本は,でも,「しっかり構える」です。
これ以外にも,前回から時間があいていたので,RICOH Caplio R7,いろいろと使ってみましたよ。R7の情報を探している人は,気づいていらっしゃったかもしれませんね。
フレンチ,もんじゃ,餃子の日々(Photoshop Elements使用)
ディズニーハロウィーン2007のコレクタブルボタン
ハロウィンスイッチ
マシュマロのように柔らかい「魚河岸あげ」
ポータブルになったサウンドドックで,Dock&Play。(動画機能のみR7を使用)
AIG Japan Open tennis 2007 東京・有明コロシアムの前夜祭
マロニエゲートでハロウィン
御茶ノ水で,ビックリして美味しいハロウィン。ダイニングバー「リヴァース」(Photoshop Elements使用)
スプーンが欲しい!「ひげちょう魯肉飯(ルウロウハン)」
Photoshop Elementsを使用したものを除いては,EXIFデータもFlickrで見られますから,ご興味のある方は,写真をクリックして右下の方にある[More properties]で,詳しい撮影条件などを確認してみて下さい。
さて,コンデジのトレンドとして,広角,高感度,手ぶれ補正,フェイスキャッチ(顔認識)などがでてきていますが,カタログ上ではそれほど違いがあるようには見えないので,ブランド買いでも幸せになれるかもしれませんが,けっきょく皆さん何を重視して選んでいるんでしょうか?
たぶん,店頭で手にとって,店員さんの話を聞いて,ピンとくるモノがあれば…って感じかなぁ。
上にあげたようなトレンドを含む製品として最近よく注目されているのは,キヤノンのIXY DIGITAL 910 ISとパナソニックのLUMIX DMC-FX33,そして今サイバーバズさんでモニターをしているRICOHのCaplio R7あたりでしょうか。
広角をうたうコンデジは,レンズを一から作り上げないといけないのか,なかなか出揃いませんね。広角が使えることは,個人的には望遠よりも重要だと思っています。だって,室内とかで後ろに下がれないことって,意外と多くありませんか?テーブルの上の料理も,全部入れようと思うと席を立ち上がらないといけないこともありますよね。
以下に性能をちょっと比較してみます。
上の表をご覧になって,どんな感想をお持ちになったでしょうか。
CCDの仕様に大きな差はありませんよね。所々にある大きな違いがそれぞれのコンパクトデジタルカメラのキャラクターになっていると思います。圧倒的なのは,R7の望遠ズーム200mm(35mm換算)とその時の開放F値が5.2なこととマクロで1cmまで寄れること。
あとはそれぞれの作例をみながら,画像エンジンのキャラクターを判断して見比べてみるしかないですよね。これは,ほんとに好み。
感度とノイズが気になる人もいらっしゃるようなので,一応,ISO感度別作例のバリエーションを。
このサイズくらいだとあまり差がわかりにくいかもしれませんが,もう少し大きなサイズでwebsiteに載せるつもりで撮るのであれば,まぁISO400くらいまでなら,十分使えるのではないでしょうか。僕の場合,普段はISO100に,手ぶれ,被写体ブレが起きそうな場合AUTO-HI でISO400に設定していますが,暗いところでどうしても撮りたいという時に,ISO800,ISO1600の感度にできるのは,ありがたいですよね。ISO400以降のディテールも,しっかりしている方じゃないかと思います。R7から新しくなったSmooth Imaging Engine Ⅲで,ダイナミックレンジもわりと広くて階調の再現性もあって,高感度撮影時でのノイズ軽減が効いているのだと思います。のっぺりとして立体感がなくなる塗りつぶしちゃうような処理よりはよほどマシじゃないかな。好みの問題ですけどね。
2.7型の液晶モニターの視野率は,水平・垂直共に95~100% 。この見やすい液晶モニターで画像再生中に,とっさに撮影したいときにシャッターボタンを半押しすればすぐに撮影スタンバイに戻れるのも,当たり前のような機能ですが,機動力の高さをアシストしてくれます。ホワイトバランスもほとんどオートで問題ありませんでした。
そうそう,裏技(どっかに書いてありました?マニュアルが見あたらない…(笑)えーい,ダウンロード(PDFファイル)しちゃえ!)。
再生ボタン長押しで,レンズをのばすことなく,画像を再生できます。
撮影する楽しみだけでなく高倍率と高画質をポケットに入れて持ち歩ける安心感は,かなりオススメなポイントです。ハロウィンの時期です。おかげさまで毎日写真撮影を楽しんでいます。
あれ?と思った点をいくつか。
R7では,カメラにSD メモリーカードがセットされていない場合は,内蔵メモリーに記録され,SD メモリーカードがセットされている場合は,SD メモリーカードに記録され,特に切り替えのスイッチがついているわけではないのですが,一度だけ,カードが入っているにもかかわらず,内蔵メモリーに記録されて,SDメモリーカードに比べて容量が少ないですから,あっという間に撮れなくなってしまって困ったことがありました。
電池。意外とあっという間な気がします。新しくR7を購入される際には,内蔵電池をもう1個購入されることをお勧めします。なんどか泣かされました。
フラッシュボタンが狭くて押しにくいです。フラッシュ以外にも前の状態に戻すボタンにもなっているので,ここは,全体を右側にシフトしても良いので,ぜひ,改良を。
拡大再生しているときに,adjボタンが使えると良いなと思います。ぜひ,機能追加を。
シャッタースピードを固定する撮影はできないんですね。いや,今のところ,コレで困ったことはありません。
画質・サイズで,1600×1200のFというのが,欲しいです。単に自分の好みというかwebでは扱いやすいサイズなんですよね。これは,要望。あら探しするワケじゃないんだから,3264×2448なんてサイズは,コンデジで使いたくありません。
連写の設定では,手ぶれ補正が効きません。スポーツ写真を撮るときは,ご注意を。
オートリサイズズームは,3264×2448 に設定しているときのみ働きます。僕は普段35mm版フィルムカメラと同じアスペクト(縦横比率)の3:2(3264x2176)に設定しているので,この恩恵にはあずかれません。が,デジタルズームはできます。
ま,細かい点ですが,こんなところかな。
次回は,モニターレポート最終回です。
R7で,こんなのを試して欲しい,こんな画像を見たいという方がいらっしゃいましたら,コメント欄にお気軽に書き込んで下さいませ。
こんな感じで,次々とブログの案件を提供してくれるサイバーバズに入会を希望したいというブロガーさんは,紹介制になっているようですので,お気軽にお声をおかけ下さい。
製品情報は,RICOH Caplio R7製品ホームページをご覧下さい。
↓↓↓↓↓↓
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r7/index.html
amazonでは,↑これくらいの価格なので,楽天でリコー・キャプリオR7(RICOH Caplio R7)の価格検索。
<追記>
その他,参考資料として
【レビュー】広角28mmからの7.1倍コンパクト機 リコー「Caplio R7」(ASCII)が出てますね。
さらに新型,リコー(RICOH) R8の使用レポートもあります。
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