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難解・地味・たぶんリアル「グッドシェパード-The Good Shepherd-」

オリジナル・サウンドトラック「グッド・シェパード」

いやぁ,座り心地のいい椅子だったもんで,最初の20分くらい,意識が無くなってました。

「グッドシェパード-The Good Shepherd-」

ロバート・デ・ニーロ監督作で,キューバ危機から米ソ冷戦時代へとつながるアメリカのCIA創設期にまつわる物語です。「グッド・シェパード」とは聖書にある『良い羊飼い』の事。「良い羊飼い(イエス・キリスト)は羊のために命を捨てる。」という一文があるそうな。羊とは,アメリカ?それともCIA?それとも家族?

グッド・シェパード (ソフトバンク文庫 ロ 1-1) (ソフトバンク文庫 ロ 1-1)
エリック・ロス 山下 慧
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マットデイモンは,ちょうど,ボーンシリーズの第3弾が始まったりと,なんだかかぶってしまって,さらに過去と1961年の二つの時期をを行ったり来たりするストーリーなのに,マットデイモンの青年顔があまり変化が無いので,やや難解かも。

マット・デイモンのインテリジェンスを感じさせる映画ではあるのだけれど,どうも人間味を全く感じさせない,ユーモアを解さないというキャラクターの設定が,僕には退屈で,映画としての完成度としては,ちょっとね…。まぁ,エンターテイメントな映画じゃないので,スパイの家庭がうまくいってたら,すごいですよね。まぁ,ポーカーフェイスなりに,感情の起伏が見て取れるのは,さすがなのですが…。

難解といいつつも,まぁ,ストーリーは単純で驚かされるようなところは全くありません。彼の息子が大人になったあたりで,だいたい読めちゃうヒトが多いのでは?ただ,登場人物のキャラクターを把握するためには,もう一度みないとわかりません。もう一度見たいか?といわれると,それほどスカッとする映画ではないので,まぁ,ちょっと消化不良ぐらいの方が印象に残っていいかもしれないや。

「靴紐」と「浮いてた本」,「お土産の1ドル札」あたりは,今でも謎です。

実際の諜報活動っていうのは,これくらい地味なのかも。007シリーズとは,対極にある物語なので,リアルさを求めるエスピオナージュ好きな人は,どうぞ。

ジョー・ペシが,ずいぶん歳をとっちゃってて,驚きました。メイク?

となりに座った人のニオイがきつくて,3時間弱は,ちょっとつらかったので,
50点。

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コメント

シリアス系でちょっと見たいなぁと思っていた作品なんですが、イマイチだったみたいですね。
個人的に、マット・ディモンが画面に出るとバタ臭く感じてしまうwので、小説読んだ方がいいのかな。

投稿: Neko | 2007.11.07 19:21

Nekoさん,コメントありがとうございます。
僕も小説を読んでみたいと思いましたが,ヒトによってかなり評価が分かれる映画かもしれません。
うちの奥さんは,80点つけてましたから。

投稿: HAMACHI! | 2007.11.07 23:51

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