さよなら,8番
歯を抜きました。
親しらず。
あ,書き方悪いですね。歯を抜いてもらいました。
長年連れ添った最後の親しらずだったのですが,昨年のハロウィンのあたりで相当痛みまして,まぁ,忙しくなってきたり体調がいまひとつになってくると先に痛み出すという,予報のような役目もあったものの,さすがにもうこれ以上は無理と自分なりに判断して,体調万全な時を狙って,先ほど抜いていただいてきました。
T先生,スタッフの皆様,ありがとうございます。
変な生え方をしている親知らずだったので,歯肉を切らないといけないのはもうわかっていました。痛くない時に抜いた方が,腫れたりしにくいので,時期的にはちょうどよかったのですが,痛くないと,「もうちょっと先でもいいかなぁ」と弱気になったりして,抜く前の患者さんの気持ち,ちょっとわかったような気がします。たまに,患者さんになるのも,やはり勉強になりますね。
今日,明日は,たぶん口を開けにくいので,ちょっとおとなしくしてます。
こんな記事が,ありました。
「歯科医に広がるワーキングプア」(Yahoo!ニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080123-00000002-cbn-soci歯科医療がより危機的な状況にあえいでいる。2000年以降の相次ぐ診療報酬のマイナス改定で医療機関の経営が全体的に悪化したばかりでなく、歯科では 73項目にわたる保険点数が20年間も据え置かれていることが影響している。20年の間には消費者物価が1.5~2倍になり、国民生活も様変わりしている。にもかかわらず、かつては医療費全体の12%あった歯科医療費が06年度は7.7%にまで下落。歯科医師や歯科技工士らに支払われる診療報酬は先進国に比べ極めて低く、歯科医師の5人に1人が年収300万円以下、歯科技工士の3人に1人が200万円以下のワーキングプア状態に置かれているという。
オリジナル記事(医療介護情報CBニュース)
マスコミも,医療全般だけじゃなくて,歯科医療の現状にも目を向けてくれるようになってくれるようになったんだったら,いいなぁと。中高生が,歯科って面白いなぁとか,歯医者さんになりたいなぁと思ってくれるような業界になってないと,最終的にしわ寄せが来るのは患者さん…なんてことにならないように,微力ながら頑張りたいと思います。世の中に影響力のあるはずの大学の偉い先生方は,もっと頑張って下さい。
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