明るい広角28mmズームのオリンパスFE-350Wide

オリンパスからコンパクトデジタルカメラの春モデルがたくさんでてきました。

中でも一番気になるのが，

CAMEDIA　FE-350Wide

35mmフィルムカメラ換算で28mmのズームレンズがウリのエントリーモデルの上位機種だそうです。

しかも，このレンズ，広角端でF2.7となかなかの仕上がり。光学ズームは４倍で112mmまで。スーパーマクロは5cmまで寄れます。シャッタースピードも4～1/2000秒に対応と魅力的なスペック。モニターは，大型の3.0型TFTカラー液晶。撮像素子は，1/2.5型有効800万画素CCD。顔認識機能や撮影後の画像修正機能もついてます。

FE290の後継機種のようですが，すでにこれも28mm対応。わざわざ「Wide」って名前につける位なので，オリンパスの意気込みが感じられますが，オリンパスにも広角コンデジありますよ！っていう「叫び」なのかもしれません。

「FE」は，フレンドリー&イージーなんだそうです。これだけあれば使えますよというスペックだと思うのですが，手ブレには，高感度（ISO 640）で対応，動画は，フレームレート15fps。撮影枚数は約170枚と，最近の広角コンデジの仕様のトレンドは追いついていないところが，ちょっと残念。28mmの広角をうたうページにある写真が，FE-290と最新機種FE-350Wideで，同じっていうのは，さすがにちょっとまずいんじゃないかな。デジカメビギナーだって，オフィシャルページは，見ますよ。

レンズも明るくて，シンプルで，そこそこ使えそうなコンデジなのですが，店頭予想価格は3万円前後の見込みとのこと。だったら，もっと楽しいサイバーショットT2とか攻めることができるCaplio R7とかが買えちゃうので，エントリーモデルというのは，なんだか言い訳のような気がするなぁ。

まだ，カタログのスペックを見ただけですが，もうちょっとユーザーを引きつける「なにか」があった方がいいんじゃないかと，余計なお世話ですが，思いました。

レンズが良さそうなだけに，もったいないと思うわけですよ。設計が難しいのかもしれないけど，μを広角に対応させないとね。僕が持っているE-510はとてもいいデジイチだし，E-3もかなりの性能と人気なようなので，そろそろコンデジにも本腰を入れて，ビックリするようなヤツが欲しいなと。

ま，店頭で見かけたら，触ってみようっと。

オリンパス CAMEDIA FE-350　Wide《2月7日登場》

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＜参考＞
オリンパス、28mmレンズや5倍ズームなど「FE」シリーズ3モデル（インプレス・デジカメWatch）

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