インプレ・錦織圭のラケット「[K]Tour 95」を試打してみた。
スクールで最後の試合形式の時に,コートサイドにずらりとラケットが置いてあるのに気がつきました。全部ウィルソン。キャンペーン中なんだそうです。
WILSONのK-Tourを手に持った瞬間,
「お買い上げ,ありがとうございます。」
コーチ,まだ買わないって。ま,お約束の台詞ですけど。
で,無謀にもそのダブルスの試合形式の1ゲームマッチに,これをもって出ました。
2008年2月発売の【K】Tour 95のスペックですが,
面の大きさ :95平方インチ
重さ:288g
バランス:340mm
長さ:27.25インチ
フレーム厚:22mm(95)
ストリングパターン(縦×横):16×20
素材:カロファイト・ブラック+ハイモジュラス・グラファイト+ケブラー
昨年プロデビューを果たしたばかりの錦織 圭(にしこり けい)選手が,先日アメリカのATPツアー・デルレイビーチ国際シングルスで優勝しました。その時に使っていたのが,このラケットです。エナンもこれ(「中身は違うだろ」なんてヤボなこといいっこなしね。)
[K] TOUR(Kツアー) wilson ウィルソン
ちょっと軽い(280g)105平方インチのモデルもあります。
サービスが,「ズバコンッ!」と重くフラットな球が行きます。.25インチ長いのが効いているのかなぁ。自分でも面白いくらい,早いサービスが決まります。何これ?!
今使っているMG Radical OSでは,とてもこんな球打てません。さすが,「ハンマー」です。
観ていたコーチも,「こいつ,絶対このラケット買うぜ」という目でした。
ただし打感は,しっとり。球を打ち合っているうちになんとなく慣れてくるのですが,ストロークは,なぜかネットが増えてしまいました。ということは,あまり回転がかかっていないということでしょうか。いつもと同じようにふっているつもりなのですが,MGラジカルOSの方が楽をさせてもらっているかもしれません。
K-Tour95のフレームは薄めですが,それほどしなる感じはありません。むしろ硬め。飛びも抑えめ。サーブもそうですが,わりとフラット系のプレーヤーと相性が良さそうなラケットです。
ま,重量が288gで,フェイス面積が95平方インチなので,105平方インチのMG Radical OSとはかなり性格の違うラケットです。フラット系の球に思った以上の重みがつきます。サーブの時だけでもこれを持ちたいくらい,気持ちのいいラケットですね。
ひさしぶりに,ウィルソンのラケットが気になりだしました。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- フェデラー2連覇!全豪オープン2018(2018.01.30)
- テニスラケットのグリップテープで,大失敗(2017.12.01)
- 振り抜きやすい!「Babolat Pure Aero VS」 インプレ(2017.11.22)
- 香港でサーフィン?!(2017.11.03)
- 東京オリンピック,パラリンピックまで,1000日を切りました。(2017.11.02)
コメント