未来は変えられる・NEXT
SFサスペンス映画です。
ラスベガスの,しがないマジシャン「フランク・キャデラック」を演じているクリス・ジョンソン(ニコラス・ケイジ)には,「2分先」の将来が見える。でも,それはあくまで自分に直接関係のあることだけ。他人や世界全体の未来を読むことはできないはずだったのだが,彼の予知能力をかぎつけたFBIが接近,それを知ったテロリストも彼を重要人物とみなして,命を狙われて,さぁたいへん!
予告編を見た人は,みんな思うはず。「わずか2分だけの予知能力で,世界が救えるのか?」って。
救えるわけないですよね。じゃぁ,どうやって?ってところが,この映画の見どころ。
↓ちょいネタバレで続きます。
アメリカでは,すでに公開されてDVDも去年のうちに発売されちゃっている映画なんですが…,
もー,お久しぶりです!ピーター・フォークさん!
ジュリアン・ムーアは,クール!やっぱり捜査官役は,合ってるね。
ニコラス・ケイジは,『ナショナル・トレジャー』もそうだけど,アクションもできるんだね。
で,ジェシカ・ビールは,たしかにきれい。
FBIが,最初から予知能力者を頼るっていうストーリーを,受け入れられるかどうかで,映画の評価も変わりそうな気がします。ま,ご都合主義的な部分もたくさんあるんだけど,大らかな気持ちで見れば,それなりに笑えるところもあったり,ドキドキするところもあったりして,ロマンスもありで,まぁ佳作ですね。
原作者がそうだからって,「マイノリティレポート」とか「ブレードランナー」とかの超大作,名作を引き合いに出しちゃってるあたりで,それなりの映画である予感はしちゃうんだけど,でも,つっこみどころもそれなりにあるので,デート映画にはいいかな。でも,原作とは全く違う作品です。インスパイヤーされたってところかな。
映画のそこここに仕掛けがあります。これで,けっこうだまされちゃうかも。
で,最後に,またニヤっとする仕掛けが。
63点。
DVDは買わないけど,テレビで放送されるなら,また見るかも。
4月26日公開。
早川書房
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