W7もプレミアムに。XPモデルが選べるタフなレッツノート
パナソニックのモバイルPC「レッツノート(Let's note)」が,夏(2008)モデルになりました。(写真は,クリックで拡大します。) 5月16日より発売されます。
昨年秋に出たマットブラックなR7,かっこいいなぁと思っていたら,今度は,W7もプレミアムエディションになって登場です。ハードディスク容量は320GBと,このクラス最大のボリューム。R7には,Let'snote初の,32GBのSSD(高速フラッシュメモリードライブ)搭載モデルも追加されて,軽量化(SSDモデルは910g)も進んでいます。
「プレミアム・エディション」は,レッツノート直販サイト「マイレッツ倶楽部」限定のノートPCです。普通のショップやネット販売では購入できません。
バリューコマースとパナソニック主催のレッツノート夏モデルの説明会に行って,いろいろと気になるお話を聞いてきました。
ビジネス用のノートPCとしてはシェアが高く,新幹線や飛行機の中では,最もよく見かけるといわれるのがこのレッツノート。レッツノートを選ぶ理由は,「タフ」,「軽量」,「長時間」。ウルトラモバイルのジャンルではトップシェアなのだそうです。レッツノートは,一つ一つのパーツを細部まで検討したこだわりの軽量化技術,パナソニック独自の省電力化の追求,タフブック譲りの耐久力と耐水性を兼ね備えた,セキュリティの高い高性能PCです。
でも,あえて,言いましょう。
レッツノートを選ぶ理由は,「キーボード」です。 (きっぱり!)
↑レッツノートR7プレミアムエディションのキーボードとサイズ(R7は,DVDドライブ非搭載 10.4型液晶 XGA(1024×768ドット) )
↑レッツノートW7プレミアムエディションのキーボードとサイズ(W7は,DVD(Super MULTI )ドライブ搭載 12.1型液晶 XGA(1024×768ドット))
キーピッチは,R7では,キーピッチ17mm(横)×14.3mm(縦),W7では,19mm(横)×16mm(縦)。より実用的なのは,パームレストエリアも大きいW7だと思います。女性や手の小さいヒトなら,R7でも快適に打てると思いますが,R7は,手の平に力をかけすぎると,若干バランスが悪くなることがあります。
キーピッチだけでなく,キーストロークの深さは(カタログに記載されていませんが),これが,絶妙な深さと打鍵感。深すぎず,浅すぎず,叩いたときの感触も柔らかすぎず,軽快に入力できます。他のノートPCメーカーにも,パナソニックのレッツノートの打鍵感を目指してもらいたいと常々思っているんですよね。
ノートPCは,いつも新製品が出ると,ショップの店頭で試し打ちをしていますが,最近は,しっくりくるキーボードが少なくなりました。とくにノートPCは,後からキーボードを替えるってことができませんから,こだわりたいところです。2007年の冬モデルからは,W7,T7,R7,Y7全モデルとも,キーボードに水をこぼしても大丈夫な「キーボード全面防滴仕様」。キーボードからノートPCの裏側へとつながる「ドレイン」が設けられているんですよね。内蔵DVDドライブも水がよけて通るように設計されています。
そして,実は,今回のモデルチェンジの目玉ではないかというのが,もう一つあります。
↓
WindowsPCメーカーは,マイクロソフトとのお付き合いで,Vistaを搭載せざるを得ない状況で,レッツノートも,最新のWindows Vista Businessを標準で搭載しているのではありますが,なんとパナソニックでは,使い慣れたWindowsXPにユーザーが自分でダウングレード(アップグレードだという話も…)できるように,リカバリーDVDが付属したモデル,さらには,最初から,XP(Windows XP Professional)をプリインストールしてある「XPダウングレードサービス済み」モデルも用意されています。「価格シミュレーション・ご注文」画面から,カスタマイズオプションの1番目にある「基本仕様」でWindows XPが,普通に選べます。
Windows XP SP(Service Pack)3もちょうど公開されたところですし,Vistaインストールモデルよりも体感速度も速いXPを選べば,より高いパフォーマンスも期待できますよね(ただし,Vista専用の,アプリケーションソフトの立ち上がりなどが高速化されるというインテル® ターボ・メモリーは,効かなくなります)。
で,また,レッツノート直販サイト「マイレッツ倶楽部」が,他社のダイレクトセールスサイトと大きく異なるのが,「マイレッツ倶楽部 PC買取りサービス」。このサービス,レッツノートを買わないでも,現在使っているPCを買い取ってくれるんですって。で,もし,レッツノートを買う予定がある場合は,査定額が20%アップ(「ショッピングポイント」での受取り)するという仕組み。もちろん,他メーカーのPCも買取りOK!例えば,5万円の査定額だったら,6万円分使えるということです。けっこう大きいですよね。
さて,少しプレミアムエディションのW7,R7について詳細を見ていきましょう。
W7,R7ともに,CPUには店頭販売される標準モデルより一回りパワフルなインテル(R) CoreTM2 Duoプロセッサー 超低電圧版U7700(1.33GHz)を搭載。
インテル社との共同開発した,CPU性能を最大限に活かす「ダイナミック・パワー・パフォーマンス・マネジメント・テクノロジー」を採用して,より高度な処理を可能にしています。
モバイル インテル(R) GM965 Express チップセットにより,グラフィック性能も十分なものに。ハイパワーと省電力を両立しています。
内蔵のハードディスクは,仕事に必要なドキュメントデータからプライベートに楽しむ動画や音楽ファイルまでたっぷりと保存できる320GB。R7専用になりますが,SSDモデルでは,ハードディスクドライブ内蔵モデルに比較するとドライブパフォーマンスが約3.3倍(比較対象は2.5型のハードディスク(120GB))になるので,さらに電池もちが長くなるという恩恵も。
無線LAN IEEE802.11a/b/gに準拠。有線LANは, 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応。Wシリーズでは,ケータイの電波を使用するワイヤレスWAN(Wide Area Network)モデルも,レッツノート直販サイト「マイレッツ倶楽部」限定で,加わりました(プレミアムエディションではありません)。WANモデルには,NTTドコモFOMA(R) HIGH-SPEEDに接続可能な通信モジュールを内蔵。Bluetoothも搭載されています。
W7に内蔵されているマルチドライブでは,プレゼンに使うDVDや,出先で受け取ったDVDデータを移動時間やその場でチェックしたり,新幹線での移動中にDVD映画を楽しめます。
ドライブは上に開く,独自のシェル(貝殻)タイプで,軽さと省スペースさと丈夫さを兼ね備えています。
プレミアムエディションのR7とW7の違いは,サイズだけでなく,スクロールも可能な丸いタッチパッドのデザインも縁の材質から異なっています。プレミアムエディション以外のレッツノートより,どちらも引き締まって見えますよね。
プレミアムエディションの天板
照明を落としたシックなバー。弾けるシャンパングラスの中の高貴な気泡をながめながら,高揚感とくつろぎを楽しむ…というイメージの,
艶やかで光沢のあるブラックカラーの中に,きらめくゴールド・カラーの粒子が散りばめられた,大人の為のリッチでゴージャスなブラック・カラー「スパークリングブラック」。
喧騒と静寂が交錯する真夜中の都市。高層ビルから眺める景色は,充実した一日の満足感と達成感を再確認させてくれる…というイメージの,
大人だけが持つことのできる余裕をスタイリッシュに演出。深い闇に瞬くブルーのイルミネーションのようにクールで深みのあるブルー・カラー「ミッドナイトブルー」。
そして,標準色の黒「ジェット・ブラック」の3種類から天板を選べます。
レッツノート直販サイト「マイレッツ倶楽部」の標準モデルでは,50音印字を省いたすっきりしたデザインのローマ字キーボードが選べます(英語キーボードではありません)。
ローマ字入力を主にされる方に,余計な文字を排除した目に優しいキーボードです。
プレミアムエディション以外の天板は,マグネシウム合金に蒸着による美しい塗装を施した,11種類のオリジナルカラー天板が選べます。またレッツノートクリニックサービスの際にも,カラー天板の交換ができます。
マイレッツ倶楽部ではすべてのレッツノートに無償で故障に対応する3年保証が付いています。破損,火災,落雷,台風,洪水,水濡れなどに対応する有償の3年特別保証が用意され,さらにプレミアムエディションには自動的に「盗難」もサポート(紛失は対象外)。
JR東京駅の八重洲中央口改札前には,天板のサンプルがレッツノートと一緒に展示されていますし,有明のパナソニックセンター東京では,実際に目で見て触ることもできるようになっています。また,期間限定ですが,「レッツノート タッチ&トライイベント2008夏」が東京と大阪で開催されます。キーボードの打ちやすさも,満員電車での圧迫や揺れにも耐えうる耐100kg級タフボディかつ軽量ボディと合わせて,ぜひ,体感してみて下さい。
W7プレミアムエディションを購入した方には,先着で100名に,マイレッツ倶楽部オリジナルの「Urushi USBメモリー<4GB>」をプレゼント。
キーボードのタッチが秀逸で満足度も高い限定・レッツノートプレミアムエディション 5月16日より発売スタートです。他の人が持っている銀パソLet'sNoteとは違うのを持ちたいというかたは,プレミアムエディションを狙ってみては?
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コメント
レッツノート、ユーザー多いですよねー。
軽量、Long life が良い感じです。オイラは、タッチパッドが大嫌いなので、買いたくても買えない悲しい思いをしてます(^^;)
ThinkPad ももうちょい軽量&Long life だとうれしいんだけどなぁ(x_x)
投稿: Neko | 2008.05.12 10:54
Nekoさん,コメントありがとうございます。
レッツノートは,ほんと,「これじゃなきゃ」ってファンが多いですよね。軽量,長時間,タフで,内容的には,「堅実」。変わらない安心感がまたシェアの高い理由ではないかと思います。
僕も,ThinkPadの赤いトラックポイントが好きで,傘までもっていたりするほどなのですが,ThinkPad以外には,もう採用してくれるところが無くなっちゃいましたよね。タッチパッドの部分が要らない分,パームレスト部も省略できて,さらなるコンパクト化できるメリットもあるとは思うのですが…。
投稿: HAMACHI! | 2008.05.13 07:55