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FUJIFILM FinePix F100fd「夜景撮影編」実写レビューその4

FUJIFILM FinePix F100fdで撮影した夜景の作例をいくつかご紹介します。実写レビューその4です。

第1回目のレビューは,こちら
第2回目のレビューは,こちら
第3回目のレビューは,こちら

このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」から商品を無償で借り受けたものを使用して,記事として掲載しています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。

コンデジで,明るいところを撮るのと,暗いところを撮るのとどちらが多いかというと,もちろんヒトによって違うと思いますが,僕の場合は圧倒的に,室内や暗いところで撮影することが多いので,暗いところの写り具合というのは,カメラを買ったときに一番気になるところです。

FUJIFILMのコンデジフラッグシップFinePix F100fdのレンズは,開放F値が,F3.3(広角)~F5.1(望遠)と広角側がやや暗めです。シャッタースピードや感度を調整することで,F2.8で始まる他社のワイドコンデジと対等の性能が得られるということではないかと思います。

side-to-side
夜景モード 拡大 オリジナルファイル

この写真を撮るまでに,かなりの時間がかかりました。良いタイミングでシャッターボタンを押せなかったからです。でも,実は,そんなときのために,便利な機能があったのを,その時は,知らなかったんですよね。

これが何かは,勿体ぶるわけではないのですが,今回のテーマとちょっと離れるので,この記事の一番最後で説明しますね。

この写真のシャッタースピードは,1秒。絞りは,f/3.9。

もしかしたら,雷に打たれるかもしれないと(ほんのちょっとですが),ビクビクしながら,橋の上で粘って粘って撮った写真です。横に流れる稲光って,珍しいような気がします。で,もっと珍しかったのは,これだけハッキリ見えるのに,音がほとんど聞こえなかったんですよね。なので,まぁ遠くのカミナリだろうと高を括っていたのもあるのですが。

で,このF100fdには,カメラ内トリミング機能がついています。

Trimmed flashing
こんな感じにトリミングしてみました。トリミングしても,まだまだ拡大できます。最大の解像度で撮影したメリットですね。

way home
拡大
Mモード ISO400

いやほんと,このカメラ,よく写ります。夜景モードでは,シャッタースピードが1秒に固定されるように思えちゃうのですが,実は,メニューダイヤルを回すと,シャッタースピードを1秒から8秒まで,とびとびで変えることができます。夜景モードでは,ISOは,100に固定されるようです。

contrast
夜景モード

FinePix F100fdでは,普段,だいたいは,Mモードで撮影をしています。セットアップでは,「長時間露光」をONに設定してあります。2回目の記事で,ISO感度の設定について,ISO400以上なら割と画面が明るく写る(露出が適正)ようだという記事を書きましたが,あまり細かいことを考えずに,シーンポジションを夜景に設定すれば,一般的な夜景なら,それなりにきれいに撮ることができます。

F100fdの夜景モードは,他のデジカメだとありがちな,妙に露出補正をあげてしまって,明るい夜景に仕上げるタイプではなくて,見た目に近い写真にしてくれます。なので,ヒトによっては暗めかな?と思うこともあるかもしれません。ま,ちょっと面倒なのですが,その場合は,マニュアルで露出補正をコントロールすることになります。

Bunkyo night
ISO 400 文京区役所の展望スペースから。

人物がいない夜景であれば,ISO400程度までに設定しておけば,ノイズが気になることもありません。

Hijiri Bridge
ISO 100 拡大

この写真を撮ったときに,Flickrのユーザーさんに「オリジナルファイルで見ると,白い点が見えるよ。でも,F100fdの写りは,素晴らしいね。買うことにしたよ。」とメッセージをもらいました。
この写真は,シャッタースピードが,0.25秒,絞りf/4.1。
たぶん,熱ノイズではないかと思うのですが,まぁ,ピクセル等倍で見ない限りは,あまり気になりません。

「信号とノイズを高精度に分離し、ノイズだけを徹底して低減。」と富士フイルムがいうだけあって,ISO800程度までは,ノイズはかなり少なめで,高感度とCCDシフト式手ブレ補正機能の“ダブル効果”のおかげで,暗いところでも安心して写真を撮ることができます。三脚が要らないとまではいいませんが,とっさの時にしっかりと構えるだけで,失敗の少ない写真が撮れるのは,ありがたいです。

で,冒頭のシャッターチャンスを逃さない工夫としては,富士フイルムのFinePix F100fdでは,「サイクル連写」というものが用意されています。最短約1.7コマ/秒間隔でシャッターボタンを離した直前の3コマまでが記録されるモードと,高速サイクル連写モードでは,最短約5コマ/秒間隔でシャッターを離した直前の12コマまで記録されるというもの。一眼レフのデジタルカメラでは,まずできない芸当ですよね。シャッターは約40回分きることができますが,過去にさかのぼって,記録してもらえているというのは,便利ですね。ただしこのモード,記録画素数(解像度)が3M(2048x1536)に固定されます。

ヒトも夜景もきれいに撮れるFinePix F100fdは,あまり難しいことを考えなくても良いので,夜のイベントや室内でのパーティ,ゴチャゴチャと忙しくなるハロウィンイベントに持ち歩くカメラとして最適だなと感じました。

今回は,ここまで。

次回は,「広角28mmの検証」です。

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<参考>
FinePix F100fd(デジタルカメラ ファインピックスF100fd)オフィシャルページ

みんぽす:[富士フイルム] FInePix F100fd レビュー集ディレクトリ

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