誤解を招く意図をもつ(?)ニュース
「医療機関の「ヒヤリ・ハット」増加、処方・投薬ミスがトップ」(Yahoo!ニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000047-yom-soci国立病院や大学病院など主要240医療機関で2007年に、医療事故につながりかねない「ヒヤリ・ハット事例」が計20万9216件起きていたことが財団法人「日本医療機能評価機構」の調査でわかった。
06年を1万3607件上回り、統計を取り始めた05年よりも2万6318件増えている。
さて,増えたのは,「インシデント・アクシデント」なのか,
それとも,「インシデント・アクシデントの報告」なのか。
メディアによる印象操作も,いい加減にしたほうがいいんじゃないかな。
この記事から,よりよい医療をサポートする方向に持っていく意図は見えず,とりあえず「医療」を叩いとけっていうのは,もういいでしょ。疑心暗鬼の人たちを増やして,何も良いことはありません。
この報告をしているのは,医療事故を防ぐために,知識と技術と態度について研鑽を積んでいる各医療機関から。きちんと「インシデント・アクシデント」のレポートが提出されるようになることは,危険発生の情報を共有できているという点で,環境として望ましい方向に進んでいるということ。
「日本医療機能評価機構」も,ちゃんとメディア向けに,変な使われ方をしないようにアナウンスしなくちゃ。
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