実写化で伝わってくるもの。「20世紀少年」
浦沢直樹の人気コミック「20世紀少年」の実写映画版です。
連休の中日,ユナイテッド・シネマ豊洲のレイトショーで観てきました。22時15分からの回だったのですが,けっこう人が入ってて,ビックリ。
で,感想ですが,
↓
たぶん,原作読んでないとつらい映画かも。
しかも,原作マンガと同じく,僕と同年代の人でないと,共感が難しいところもあるのでは。
原作を読んでいる,読んでいないで,評価が大きく分かれそうな映画。
だって,のっけから,海ほたる収容所の話だからね。
「20世紀少年」あらすじ(by goo映画)
マンガの原作を,「総集編」として映像にしてまとめたって感じかな。
タイムラインは,原作の通りじゃなくて,わかりやすく再編集してます。
原作も,ちょっと冗長なところはあるんだけど,映画も,ややテンポが悪いところはあります。
ただ,ほんとに,原作に忠実。インパクトのあるシーンは,すべて網羅しているんじゃないかと。
↑あのマークの「20世紀少年」てぬぐいで,ハロウィンの仮装パレードに参加ってのも,アリだと思います。人数が揃えば,さらにインパクトが。
2次元のストーリーに,音と動きが加わることで,原作を読んだ時にできたイメージを補足してくれるので,けっこう新鮮に観ることができました。
唐沢寿明,豊川悦司,常盤貴子が出ているのは知っていたのですが,黒木瞳がねぇ…,ケンヂの姉・キリコですよ。その他にも豪華キャストがちょい役でってのも,あとでDVDで見直すときの楽しみになりそう。指パッチンは,絶対, ポール牧だと思ったんだけどね。亡くなった人を出すわけにもいかないから,アレなんだろうけれど。
総製作費60億円の全3部作。たぶん,全部観ちゃうんだろうなぁと思います。
でも,原作とストーリーそのままだと,飽きられちゃう気がするなぁ。多少伏線はあったような気もしますが,「ともだち」の解釈は原作とは違うらしいですよ。
というわけで,まだ3作全部観きっていないので,ちょっとモヤモヤしている部分もあるのと,今後に期待しての,62点。
第2章は2009年新春。
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