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リコー(RICOH) R10の望遠・広角性能 サードインプレッション・実写レビュー

RICOHのコンパクトデジタルカメラ R10は,Caplioから続く200mmまでという圧倒的な望遠と28mmという広角が使えるというのが,特長の1つです。

第1回:カタログスペックレビュー
第2回:ファーストインプレッション
第3回:セカンドインプレッション・外観と作例

今回も,もうちょっと詳しく,望遠と広角性能について,みていきます。

28mm wide
横1024に拡大
 <オリジナルファイル>(3648 x 2736ドット)

200mm tele
横1024に拡大
オリジナルファイル

あいかわらず,よく写ってくれます。望遠の200mm相当は,EXIFデータでは35.4 mmと表示されます。28mmは,EXIFデータでは,5mmと表示されます。

ちょうど同じような場面をCaplio R7でも撮影しています。

オリジナルファイルの画像が,横400ピクセルほど大きくなっているのは,CCDの画素数が,815万画素から1000万画素クラスに増えているからですね。

RICOH R8の広角・望遠の作例がある記事は,こちら

最近,RICOH R10の露出補正は,-7/10 EV(-0.7EV)が,僕のデフォルト設定です。
その理由は,また次以降のレビューで。

まぁ,実際には,向かってくる船に向かって,広角と望遠を使っているので,広角の方を先に撮ると,望遠を撮るときには,タイミング的に7.1倍の200mm相当より,かなり大きくなっているので,ちょっとズルいですよね。
なので,もうちょっとサンプルがあります。

28mm dusk
汐留からの夕景 28mm <拡大> <オリジナルファイル> 

200mm
200mm <拡大> <オリジナルファイル

ガラス越しということを考えても,詳細なところまで写ってくれます。ちょいとピンぼけなのは,見逃してくださいな。

で,オートリサイズズームというデジタルズームではなくて,ピクセル等倍の絵を切り出す機能を使うと,35mmフィルム換算で1140mmという超望遠ズームになります。ただし,画素数は,VGAの640×480ピクセル。
ただし,オートリサイズズームができるのは,相変わらず4:3で,3548×2736の画素数に設定した時のみ。3:2の3648 x 2432でも,使えるようにして下さいよ,リコーさん。

1140mm
オリジナルファイル

簡単に言うと,200mmの写真の一部をピクセル等倍でトリミングしているということになります。画素が荒くなるデジタルズームとは,違う機能になります。なので,この写真でもEXIFデータは,35.4 mmと最大の200mm望遠と同じ数値が記録されています。まぁ,この位になると,手持ちは,ちょっときついですね。ちゃんとした三脚が必要になります(ここでは使ってないけれど)。

あと,もうひと組。

28mm wide
斜め向きの広角28mm 東京国際フォーラムです。
拡大> <オリジナルファイル

200mm tele
テレ端の200mm
拡大> <オリジナルファイル

で,このオリジナルファイルの一部(640×480ピクセル)をトリミングしたのと同等なのが,

このオートリサイズズーム。

auto-resize zoom 1140mm
オリジナルファイル

光線の加減で,また印象が異なるかもしれませんが,まぁ,実際のところ,最大の解像度の(3648 x 2736)なんて大きさ,そのままではデジタル一眼レフカメラでも使いませんよね。ヒトに見てもらうのを考えても,まぁ1600×1200程度がいいところではないでしょうか。なので,この記事でも<拡大>としたあたりの画質で見比べていただくのが,現実的かなぁなんて思います。

RICOH R10で撮影できる記録画素数とアスペクトは,
[4 : 3] 3648 x 2736,3264 x 2448,2592 x 1944,2048 x 1536,1280 x 960, 640 x 480
[3 : 2] 3648 x 2432
[1 : 1] 2736 x 2736

以前から書いているのですが,できれば,1600×1200のF(ファイン)というのが,欲しいのですが,無理でしょうか?

まぁ,それはともあれ,このサイズで,28mmの広角から200mmまで撮れるのは,やっぱり便利だと再確認。

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RICOH R10の購入を検討されている方は,この記事シリーズが多少でも参考になるようでしたら,是非,ブックマークなどして,また来ていただければ幸いです。実写レビュー記事は,しばらくの間,随時追加されます。
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次は,R10と露出補正についてみていきます。


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