目指したのは,「ブルーレイ・ウォークマン」と「エレガンス」。SONY VAIO type Tブロガーセミナー
いつもカメラやオーディオなど,デジタル家電のネタを提供していただいているみんぽす・WillViiさんのモノフェローズ向けセミナー「SONY VAIO type T」セミナーに参加してきました。
すっごくプレミアムなセミナーでした。
だって,普段は,入ることができない場所で,
ソニーの社員さんだって見ることができないかもしれないモノを見せていただき,
たぶん,一握りの社員しか聞くことのできないレアなお話を聞けたんですから。
今回のモノフェローズセミナーの参加者でお会いしたことがあるのは,kozyさんとjulajpさん。他のモノフェローズさんは,みんぽすでHNをお見かけしたことはあるものの,ほとんど「初めまして」の方ばかりだったので,遠藤さんから「それぞれ自己紹介を」と言っていただいたのは,よかったですね。今回参加されたモノフェローズの皆さんのブログを拝見するときにお顔を浮かべながら読むことができますから。
ご配慮,ありがとうございます。
で,今回の目玉は…↓
そう,VAIO type Tのプロジェクトマネージャー鈴木雅彦さん直々に,開発秘話を聞かせていただけるところ。「すずまさ」さんの愛称で呼ばれる鈴木さんは,知る人ぞ知るVAIOのメインストリームにずっといらっしゃる方。
僕が始めてVAIO Noteを見たのは,アメリカのノースカロライナでした。S社から派遣されていたYさんが,日本に一時帰国された際に購入したモノを,見せていただいたのが最初のバイオとの出会いです。
衝撃的でしたよ。紫のバイオカラーと液晶の薄さ。
いつまでも触っていたいほど,インパクトがあるノートパソコンでした。
それが,これ。
VAIOnote 505。
で,「すずまさ」さんは,これを開発したヒト。当時は電気回路設計を担当されていたそうです。
ここから始まった銀パソブームを生み,育てたヒトが,目の前にいる。
なんだか不思議な感覚ですね。
ソニー製品の主力商品には,昔から「5」ナンバーがついていたんだそうです。で,パソコンが作りたくてAVメーカーに入社したというユニークなスズマサさんも,「5」のつく製品を作りたかったとのこと。
で,製品名が「505」なんですね。
バイオのコダワリをたくさん聴かせてもらいましたよ。
まぁ,人数も少ないこともあって,終始和気藹々とした雰囲気で,セミナーと写真撮影会(?)は,進みました。
僕自身,実は,VAIOを1998年から使っていて,残念ながらバイオノート505ではなくて,横長のC1を,C1初代(1998年),C1XG(2000年),C1MSX(2002年)ときて,type Uが欲しかったりSRが欲しかったりTRが欲しかったりした時期はあったのですが,1999年にデスクトップ機のPCV-R71を使いつつ,結局C1の後継機が出ないので,2005年9月のtype T(VGN-TX90S)を,現在までずっと使っているという状態です。セミナー参加者で他にtype Tを持ってきていたヒトはいなかったようなので,一台くらい,過去の製品があってもいいよね。って思ったら,なんと505からTTまでのオンパレードですよ。
505の流れをくむ歴代VAIOノートをこの目で直接見ることができました。全て,すずまささんの私物だそうです。で,すずまささんは,セミナーの中で,それぞれのバイオノートを,「この『ヒト』は,…」って呼んでた気がします。やっぱり思い入れがあるんですね。
左がVAIOnote 505,右が新しいtype T。11年分の進化,見えますよね?
今回のセミナーを聞くと,以前の「VAIO」が,"「Video Audio Integrated Operation」"だったのに対して,今年の夏に新たに定義されなおした「「Visual Audio Intelligent Organizer」が,新しいtype Tにも,より強く出ているなぁってこと。
VAIO type T(VGN-TTシリーズ)は,ブルーレイディスクドライブ搭載で世界最小・最軽量のコンパクトを実現したモバイルノートPC。2008年の秋冬モデルです。
例えば,これ。
左が新しいVAIO type Tです。部屋の暗さにあわせて,画面が徐々に暗くなる仕掛け。こんなの今まで,テレビにしかなかったですよね。
で,どうしても,このマーク[FullHD 1080]を,type Tにつけたかったとのこと。
そして,Windowsはおまけで動くくらいで良いから,ブルーレイディスクが気持ちよく見られるノートを作りたかった。そのために,type Tの性能をとことん上げる必要があった。作りたかったのは,Blu-ray Walkmanだったとのこと。
Blu-rayを見るためには,ドライブの性能だけじゃなくて,絵と音を出すまでの機械にかなりのハイパワーを求められるんですね。いやぁ,単にディスクに入っている映像を出すだけだと思っていた僕には,けっこう「目から鱗」のお話でした。
そして,映画一本見られるくらいの充電池の性能は当然なくちゃいけないし,そのあとちょっと充電するだけでしばらく使えるためには,バイオのエナジーセーブテクノロジーと急速充電機能も不可欠。
そしてバイオが誕生した当時から,AV性能の高さは,他のノートPCと差別化を図るために重要なポイント。今回は,音質にもこだわって,ノイズキャンセリングヘッドホンも付属しています。ソニーのプロオーディオ技術と経験豊富なオーディオエンジニアによって作られた,高音質を実現する「Sound Reality」チップもtype Tに搭載されています。ただ,音が出ればいいってのではないんですよね。いつまでもモバイルPCにモノラルスピーカーしか積もうとしないパナソニックのLet'sNoteとは,全く路線が違うわけです。
ノイズキャンセリングは,わざわざ電車の音を録音したモノを準備していただいて,その場で再生しながら,効果を体験するデモをしてもらいました。僕は,kozyさんといっしょに,デモンストレーションの椅子に座ったんですが,kozyさん,ご自分で編集された,ブルーレイディスクをもっていらっしゃったんですね。
で,そのコンテンツときたら,WillViiの塚崎社長さんがテレビ出演されたときの記念すべき瞬間。いやぁ,ネタを仕込まれていたとは,やるなぁ。ご本人もちゃんと見にいらっしゃって,かなりウケてましたよね。
でも,それだけじゃなかったんです。
kozyさんたら,まさか僕にまでネタを準備されていたとは。
椅子から,ころげ落ちそうになりましたよ。いや,ほんと,ありがとうございました(笑)。
閑話休題…,
で,また,VAIOの話に戻りますが,
ただ,あんまり機能的にトンガリ過ぎちゃうと,ついてこられるヒトがいなくなっちゃうのも困ったモノで,ソニーも,最近のVAIOには,女性を意識したモデルが増えているようですね。2008年秋冬モデルのtype Tもキーワードは,「エレガンス」
こんなカラバリを用意してきました。
このスライドを拡大してみましょう。
ボディ色まで,ゴールド。「グレースゴールド」と呼ばれる色です。男性に受けるかどうかは別として,こんなの今まで無かったですよね。で,さらにこのゴールド色のバリエーションに…,
なんて「プレミアムデザイン」と呼ばれるバリエーションまで展開して,これ,男性には,ちょっと手が出しにくいモデルですが,女性だと,美しい!キレイ!ってなるんでしょうね。
VAIO type T(TT90)では,3種類のプレミアムデザインを含む全7種類のバリエーションから,自分の好みやファッションに合わせて,カラー / デザインの選択が可能です。<VAIO OWNER MADEでカラバリもシミュレーション(TT90)>
ちょっと「フレグラント・フラワー」の表面を拡大してみましょう。
空へ伸びるように描かれた,咲き誇る花のモチーフ。女性らしさと上品な大人の甘さを表現しているとのこと。さらに拡大。
僕も,じっと見つつ,女性のモノフェローズさんの歓声を聞いているうちに,「これもアリなんだなぁ」と思えるようになってくるから,不思議。
ちょっと長くなってきたので,続きは,次回。
洗練のデザインと先進のテクノロジーでAV性能を磨き抜いた新世代エンターテインメントモデルVGN-TT90US・TT90NS・TT90S
<参考>
Minpos Trackback Center"SONY:VAIO type Tセミナー(VGN-TTシリーズ)"
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- FRISK 大粒ダブレット 5/3000の確率?!(2018.06.10)
- 【楽天市場】「クレール・オンラインショップ」からの注文内容確認メールにご注意を!(2018.03.22)
- 「学ぶ」が支える健康習慣。「健康第一」・「学ぶ」タスク 【 PR 】(2018.03.13)
- 「まわりぶろぐ」14周年のお礼とお知らせ(2018.01.12)
- JRE point アプリのリニューアルで使い勝手が…(2018.01.10)
コメント