ロッド･レイバー･アリーナ

ふと思い立って，メルボルンに来てみました。

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全豪オープンテニスの試合が行われるメルボルンオリンピックパークは，市内からすぐ近く。歩こうと思えば歩けるくらいの距離です。テニスの観戦チケットを持っているヒトは，７０番のトラムに乗る分には，無料なのですが，この日は暑すぎて，公共機関が無料になってました。

たしかに照りつける日差しと体を包む暑い空気からは，自然の驚異というより，殺意に近いモノすら感じます。

で，今日も「ヒート・ポリシー」が適応され，屋根が閉まると，印象は有明のセンターコートに近いかな。
いや，すでに１００度ですよ，華氏。現地のヒトも今日は，摂氏で結局４５゜になると言ってました。

「ロッド･レイバー･アリーナ(Rod Laver Arena)」

屋根を開けておくと，選手もお客さんも倒れる人がでそうです。
屋根が閉まると，中は，かなり涼しくなります。いや，寒いくらい。

西洋人の体感温度って，いつも驚かされます。サービスなのかもしれませんが。

杉山・ハンチュコバの女ダブの試合に，なんとかギリギリ間に合いました。

面白い陣形だなぁと思いましたが，ベースラインに二人とも下がって，チャンスを逃さず，積極果敢に攻めてました。

ハンチュコバは，サービスがなかなか良かったですよね。

テレビで見た人には，僕の「愛ちゃん，頑張って！」のガナリ声が聞こえたかも。

結果は残念でしたが，相手は，S.Willams/V.Willｉams。パワーとスピードが違います。
ただ，つけ込む隙がなかったかというと，ブレークで始まった最初の２ゲームは，「あれ？勝っちゃうかも？」って僕らが思ったくらい。ビーナスとセリーナを，本気にさせちゃったって感じかな。
内容的には，かなりウィリアムス姉妹を手こずらせる場面が多く，手に汗握りながら，応援してました。
セリーナが吠えながら，ショットを打ちに迫ってくると，いくらプロでも，怖いよね，きっと。

準優勝の一言で，ハンチュコバが，まず「『スギ』と組めて，ほんとに良かった。」と言っていたのが，印象的でした。二人ともシングルスでも出場しているけど，ダブルスもこのままのコンビで頑張って欲しいなぁ。

その後のナダルvsベルダスコ戦，すごかったですよ。
もう，夜中の１２時過ぎてもほとんどのお客さん帰ってませんでしたから。
５時間１４分ですって。
あれは，ナダルが負けててもおかしくない試合でした。
振り回されているのはナダルの方が多かったように思います。

ベルダスコの敗因があるとすれば，詰めの甘さと勝負を決めたいという焦りだったかも。
でも，ベルダスコは，「あきらめ」を，最後まで見せませんでした。
スーパーショットの応酬合戦。プロの粘りを見せてもらいました。

男子シングルス決勝は，ナダル対フェデラー。

来て良かった。

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↑ロッドレイバーアリーナの地図

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