« 「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」が5月27日にBlu-ray化 | トップページ | 「E-30」と「E-520」の中間機「オリンパス・E-620」 »

日本作品『おくりびと』,『つみきのいえ』が第81回アカデミー賞受賞! (全部門受賞作品リスト)

『おくりびと』が,実写日本映画初のアカデミー外国語映画賞を受賞しました。

いやぁ,映画を観ておいて良かった!!

滝田洋二郎監督の受賞スピーチやその後の会見で,もっくんのお話を聞きながら,思わず,ほろり。
おめでとうございます!

全24部門受賞作品一覧へ↓

作品賞
スラムドッグ$ミリオネア(SLUMDOG MILLIONAIRE)』

主演男優賞
ショーン・ペン(Sean Penn)『ミルク(MILK)>』

主演女優賞
ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet) 『愛を読むひと(THE READER)』

助演男優賞
ヒース・レジャー(Heath Ledger)『ダーク・ナイト(THE DARK KNIGHT )』

助演女優賞
ペネロペ・クルス(Penelope Cruz) 『それでも恋するバルセロナ(VICKY CRISTINA BARCELONA)』

監督賞
ダニエル・ボイル 『スラムドッグ$ミリオネア』

外国語映画賞
『おくりびと』

撮影賞
『スラムドッグ$ミリオネア』

編集賞
『スラムドッグ$ミリオネア』

作曲賞
A.R.ラフマーン(A.R. Rahman) 『スラムドッグ$ミリオネア』

歌曲賞
Jai Ho 『スラムドッグ$ミリオネア』

録音賞
『スラムドッグ$ミリオネア』

音響編集賞
『ダークナイト』

オリジナル脚本賞
ダスティン・ランス・ブラック(Dustin Lance Black)『ミルク』

脚色賞
サイモン・ボフォイ(Simon Beaufoy)『スラムドッグ$ミリオネア』

メイクアップ賞
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生(THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON)』

美術賞
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

衣装デザイン賞
『ある公爵夫人の生涯(THE DUCHESS)』

短編ドキュメンタリー賞
『SMILE PINKI』

ドキュメンタリー賞
『MAN ON WIRE』

短編映画賞
『SPIELZEUGLAND (TOYLAND)』

長編アニメーション作品賞
『ウォーリー(WALL-E)』
 

短編アニメーション作品賞
『つみきのいえ(La Maison en Petits Cubes)』

だんだんと水没していく街,水没から逃れるために積み重ねる家,そこに住む老人,水没した思い出…。
地球温暖化へのメッセージ?なんて考えを抜きにしても,温かくて懐かしい気持ちになる,とてもステキな作品だと思います。獣医になるのが夢だったのが猫アレルギーであきらめたけれど,子供の頃からよく絵を描いていたという加藤久仁生監督が受賞スピーチの最後に自分の所属する会社名にかけて「Thank you Mr.Robot」って言っていたのは,茶目っ気がありますね。元ネタは,最近の若い人は知らないかもしれない「Styx」の「Mr. Roboto」という歌ですね。なので,アカデミーのオフィシャルページの表記通り「Mr.Roboto」でいいのかも。

グレイテスト・ヒッツ
スティクス
USMジャパン (2008-06-25)
売り上げランキング: 49644
元ネタの「Mr.Roboto」のビデオクリップは,こちら。なつかしーっ!

アカデミー賞のオフィシャルサイトでは,様々な動画が見られます。「おくりびと」のサンキュー・カムは,こちら

アカデミー賞は,授賞式そのものが上質のエンターテイメントなんですよね。うー,今年のはみたかったなぁ。
それにしても,ヒース・レジャー,惜しい人を亡くしました。「ダークナイト」は,かなり衝撃を受けた作品です。

2009年の授賞式で最多の8部門を受賞した 『スラムドッグ$ミリオネア』の公開日は,4月18日。

- 「まわりぶろぐ」トップページに戻る -

|

« 「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」が5月27日にBlu-ray化 | トップページ | 「E-30」と「E-520」の中間機「オリンパス・E-620」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

「おくりびと」と「つみきのいえ」、明るいビッグニュースのせいか朝からこの話題でテレビなどでも持ちきりですね。
いいことだと思います。
それにしても、どうして「おくりびと」見ておかなかったんだろうと後悔が・・・。
アカデミー獲ったからもう一回映画館で上演してくれないかなぁと真面目に思います。
興行的にも引き合うと思うのですが。

投稿: yuko | 2009.02.24 09:47

yukoさん,コメントありがとうございます。
アメリカの代表的な産業で,日本の映画が認められるというのは,本当に快挙ですよね。
「おくりびと」現在も上映中のところがありますよ!で,たぶん,凱旋上映なんてのも,あるんじゃないかと思います。ぜひ。

投稿: HAMACHI! | 2009.02.25 01:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本作品『おくりびと』,『つみきのいえ』が第81回アカデミー賞受賞! (全部門受賞作品リスト):

« 「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」が5月27日にBlu-ray化 | トップページ | 「E-30」と「E-520」の中間機「オリンパス・E-620」 »