「箱」は,殻じゃなくて,「自己欺瞞」。「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
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最近の自分のポリシーのひとつに,「何が起こってもヒトのせいにしない。」ってのがあります。
この本を読むと,それだけじゃ甘くて,さらに深い世界があることがわかりました。
「箱」は,「自分の殻にこもる」のとは,ちょっとイメージが違います。
自分は悪くないと思っていても,「箱」に入っていると,見えないことがあるばかりか,自分の考えや思いを正当化する(自己欺瞞)ために,他人を変えてしまうことになってしまっていることにも気付けなくなることがあります。
この本は小説仕立てで,転職したばかりのあるエリート社員が,副社長に呼ばれるところから始まります。
自分を取り巻く人間関係のトラブルは,「自分にも原因がある。」んじゃなくて,「自分に原因がある。」ということが,なんとなくわかってきます。←この本を読む前にこの文章を読むと,反発したくなりますよね。それについても,具体的な例を挙げて,ちゃんとわかるように丁寧に説明されています。
最後までこの本を読むと,対立,反抗,愛情,人間関係の多くの問題が一挙に解決するヒントになるかもしれません。組織でこの本のコンセプトを共有できたら,強いなぁと思います。
目から鱗が落ちる本です。
続編の「2日で人生が変わる「箱」の法則」も手に入れたので,そのうちまた,記事にすると思います。
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